愛媛FCは12日、FW藤本佳希(31)がモンテディオ山形から完全移籍で加入することを発表した。背番号は「32」となる。

 藤本はポストプレーに加え、クロスやラストパスに合わせる感覚に長けたストライカー。地元クラブの愛媛で2021年にキャリアハイのリーグ戦10得点を記録し、2022年に山形へ加入した。初年度は開幕12試合までに7ゴールを奪う活躍を見せたが、左膝の大怪我で手術。2023年に復帰すると、10得点を挙げてチームをJ1昇格プレーオフに導いた。

 しかし、昨季は再び離脱する時期が続き、リーグ戦8試合の出場でノーゴール。今年4月の古巣・愛媛戦でリーグ戦2年ぶりのゴールを決めていた。

 山形のクラブ公式サイトを通じ、「このクラブでもっとプレーがしたい気持ちもありましたが、自分の現状と今後のサッカー人生を含め、心の底から湧き出てくる感情を誤魔化すことができないので、このタイミングで移籍することにしました」と説明している。

 続けて「山形で2人の子供が生まれて、2人の名前には青と白に纏わる漢字をそれぞれ入れました。僕だけでなく、家族にとっても山形は特別な場所です。大怪我した後に掲げてくれた横断幕も、大好きな僕のチャントも、ホームの最高の雰囲気も、全てのゴールも、僕の宝物です」と振り返った。

 一方、愛媛の公式サイト上では「もう一度ここでプレーする機会を与えてくださったことに感謝します」とコメントしている。チームは現在、J3自動降格圏内の20位と苦戦。「このタイミングで自分を必要としてくれたクラブに応えるため、残留するために、自分の全ての力を注ぎます」と表明した。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●FW藤本佳希

(ふじもと・よしき)

■生年月日

1994年2月3日(31歳)

■出身地

愛媛県

■身長/体重

178cm/78kg

■経歴

麻生FC-久米中-済美高-明治大-岡山-愛媛-山形

■出場歴

J2リーグ:225試合43得点

カップ戦:2試合1得点

天皇杯:7試合3得点

■コメント

▽愛媛

「もう一度ここでプレーする機会を与えてくださったことに感謝します。

このタイミングで自分を必要としてくれたクラブに応えるため、残留するために、自分の全ての力を注ぎます。

愛媛FCに関わる全ての皆さんが一つになって、この状況を必ず乗り越えましょう。

熱いサポートよろしくお願いします!」

▽山形

「3年半の間、お世話になりました。

このクラブでもっとプレーがしたい気持ちもありましたが、自分の現状と今後のサッカー人生を含め、心の底から湧き出てくる感情を誤魔化すことができないので、このタイミングで移籍することにしました。

山形で2人の子供が生まれて、2人の名前には青と白に纏わる漢字をそれぞれ入れました。

僕だけでなく、家族にとっても山形は特別な場所です。

大怪我した後に掲げてくれた横断幕も、大好きな僕のチャントも、ホームの最高の雰囲気も、全てのゴールも、僕の宝物です。

皆さんからたくさんの愛情を感じられたことがすごく幸せでした。

本当にありがとうございました!」