株式会社文化放送(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中博之)は、同局が運営するオリジナル配信プラットフォーム「QloveR」で、最先端AI翻訳技術を活用した多言語化配信「QloveRインターナショナルコンテンツ」を、2025年7月より開始する。

本プロジェクトは、ボーダレスな時代に対応し、世界中のコンテンツを相互流通させる新たな試みで、グローバルに拠点を持つ電通のネットワーク力と、高精度AI翻訳技術を持つCAMB.AIとの連携により実現。

1.背景と取り組みの経緯
本プロジェクトでは、放送局である文化放送が、公式にAI技術を活用したコンテンツを配信することで、信頼性の高い情報を世界各国のファンに確実に届け、文化交流の新たな形を創造していくことを目指す。
ラジオは地域の文化と密接に結びついており、各国間の文化交流を促進する上で最適なメディアであるという想いの下、文化放送ではこの新たな取り組みで、世界各国のラジオ局との提携ネットワークの構築を行っていく。また、相互にコンテンツを流通させることで、グローバルな文化交流を加速させていく意向。

2.プロジェクトの実現に向けて
文化放送が活用するCAMB.AIのテクノロジーは、世界150以上の言語への変換が可能であり、その翻訳精度の高さと自然な音声合成は、Major League Soccer (MLS) における世界初のAI翻訳ライブ実況をはじめ、アメリカのスポーツコンテンツ配信で高く評価されている。この最先端技術を活用し、多言語対応を実現させる。
また、グローバルに展開するネットワークを持つ電通との連携により、より多くの地域のリスナーへコンテンツを届け、多様な文化に触れる機会を創出する。

<CAMB.AI CEO アヴニッシュ・プラカーシュ氏によるコメント>
「CAMB.AIは、世界中の人々にとって言語の壁をなくすことで、よりアクセスしやすく、包括的なメディア体験を提供することを目指しています。今回、電通のリーダーシップのもと、日本の放送業界を代表する文化放送とご一緒できることを大変光栄に思います。日本独自のラジオ文化、そして世界中にファンを持つ声優の音声コンテンツが、CAMB.AIのAIによって多言語で楽しめるようになれば、グローバルなリスナーとの新たな接点が生まれると信じています」

本プロジェクトでは、世界中のリスナーに向け発信する第1弾コンテンツとして、人気声優・立花慎之介のオリジナルラジオ番組『立花慎之介 僕の声で。君の言葉で。』の制作を決定。「QloveR」にて日本語、英語、中国語での配信を7月3日(木)より開始予定。
また第2弾は、日本のコンテンツの配信に留まらず、AI翻訳により日本語化した海外コンテンツの配信を、電通のグローバルネットワークを通じ、実現していく。

3.今後の展望
日本のアニメコンテンツは、世界に誇る文化として高く評価されている。文化放送はオリジナル配信プラットフォーム「QloveR」を通じ、人気の声優ラジオ番組(アニラジ)をはじめとする日本のコンテンツを海外のユーザーにも届け、その魅力を普及させていくほか、世界に向けたアニメコンテンツのプロモーション機能を充実させることで、日本文化の発信にも寄与していく。

文化放送は、今後も多様なコンテンツをグローバルなアプローチで発信し、世界の文化交流に貢献していくことを目指す。