ダイエットで食事を控えがちになり、体力が落ちてしまったり、疲れやすくなっていませんか? これからのダイエットは“しっかり食べて健康的にやせる”ことを意識するのが大切です。今回は、ダイエットカウンセラーで体質別ダイエット診断士の資格をもつ料理研究家・おにゃさんが、ダイエット中でもぴったりのスタミナ食材を活用した、とっておきのレシピを教えてくれました。

暑さに負けない!3つのスタミナ食材

ダイエット中は食事を控えて、サラダばかりになってしまったり、お米を食べてはいけないと思っていませんか? でも、おかずはしっかり食べた方がいいし、お米も食べた方がいいんです! まずはダイエット中でもしっかり食べたい3つの食材をご紹介します。

●1:ニンニク

ニンニクには多くの健康効果をもたらす栄養素が含まれています。

・アリシン:強力な抗酸化作用と抗菌作用

主要な成分であるアリシンは、強力な抗酸化作用および抗菌作用をもち、体内での酸化ストレス軽減が期待されています。また、疲労回復効果のあるビタミンB1と結合することで、さらなる効果をサポートすると考えられています。

・ビタミンB群:エネルギー代謝を助ける

糖質の代謝を助け、エネルギーの生成をサポート。ビタミンB6は、タンパク質を分解してエネルギーに変える働きがあるため、疲労回復やスタミナの維持に効果的。

・ミネラル:体の機能を支える重要な成分

マグネシウム、カリウム、セレンなどのミネラルが含有。マグネシウムは筋肉の正常な収縮を助け、カリウムは体内の水分バランスを保ち、血圧を正常に維持する重要な成分。

●2:ニラ

滋養強壮効果の高さから、古くから漢方薬として利用されてきたニラも、ニンニク同様にアリシンが多く含まれています。また、根元の白い部分はシャキシャキした食感を楽しめるだけでなく、葉先よりもアリシンが多く含まれています(収穫時期や栽培条件によって量は異なることがあります)。

・豊富なβカロテン

100gあたり3500μg(マイクログラム)ものβカロテンが含まれており、緑黄色野菜の中でも豊富な部類に入ります。βカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、おもに目や皮膚などの健康維持に欠かせません。

・強力な抗酸化作用があるビタミンE

ビタミンEにも、強力な抗酸化作用があります。体内にある活性酸素の働きをおさえて、皮膚の代謝をアップさせる効果が期待。シミやそばかすのケア、肌荒れ防止などの美肌づくりの手助けにもつながる栄養素です。

●3:豚肉

豚肉はビタミンB1の含有量が豊富で、疲れをためたくないときにぴったりです。ビタミンB1は糖質の代謝の際に欠かせない栄養素。 豚肉には脂肪燃焼や代謝サポートが期待されるアミノ酸である「カルニチン」が多く含まれています。運動などと組み合わせることでその効果が発揮される可能性があります。

豚肉をビタミンB1を効率よくとるには、アリシンを含む食品と一緒に食べることで、ビタミンB1の吸収がより効率的になるとされています。よって、豚肉とニラ、ニンニクの相性は抜群です。また、これら3つを合わせたメニューは疲労回復や免疫力アップに役立ち、ダイエット中にも積極的にとりたい食材です。

5〜10分でできる!簡単「豚肉のスタミナ丼」のレシピ

今回は忙しいときでも5〜10分もあればサクッとできてしまう、豚肉とニラ、ニンニクを合わせた丼をご紹介します。豚肉は切り落としを活用し、ニラはキッチンバサミを使用すれば、まな板・包丁が不要です。おひとりさまランチにもピッタリで、私もよくつくっています。丼の横にはトマトものせて、さわやかに! ぜひ参考にしてください。

●豚肉のスタミナ丼

【材料(2人分)】

豚肉(お好みのもの・切り落とし肉) 200g
塩コショウ 各少々
ニラ 1袋
ご飯 大人茶碗軽く1杯分
A[顆粒鶏ガラスープの素小さじ1 しょうゆ大さじ1/2 ニンニクチューブ2cmくらい]
(お好みで)七味唐辛子 少々/(副菜として)角切りトマト

【つくり方】

(1) 豚肉に塩コショウをふる。ニラは4cm幅に切り、Aの調味料は混ぜ合わせておく。

(2) フッ素樹脂加工のフライパンに豚肉を入れて炒める。豚肉の色が変わってきたらニラを入れる。Aを入れてニラがしんなりしたら火を止める。

(3) お茶碗にご飯を入れて(2)をのせる。お好みで七味唐辛子をふり、トマトをそえる。

<ポイント>

・ニラは炒めすぎない。
・豚肉はどこの部位でもOK。
・ニンニクはチューブではなく、すりおろしでもOK。

ダイエット中にお肉はカロリーが高いからと控える方がいますが、豚肉は良質なタンパク質です。しっかり食べて健康的にやせましょう。