事情通が選ぶ「インテルの歴代最高助っ人TOP10」 トリプレッタをもたらした戦士たちを抑えてトップに立ったのは…
4位から7位まではトリプレッタをもたらした戦士たちが並ぶ。 まさにその年にやって来て、モウリーニョの下で45年ぶりのCL優勝をもたらすゴールを決めたミリート。イブラヒモビッチと入れ替わりでバルセロナから移籍し、前年のスペインに続いて今度はイタリアでトリプレッタに立ち合ったエトー。そのパワーとスピードで右サイドを蹂躙し続け、マンチーニ、モウリーニョ両監督の下で4度のスクデットを勝ち取ったマイコン。そして、R・マドリーから移籍金ゼロでやって来てからの10年間、サネッティの片腕としてその類稀なるインテリジェンスで中盤を支えたカンビアッソだ。 8位は、20年代に入って二度のスクデットを勝ち取った現在のインテルのシンボルであるラウタロ。9位のアドリアーノは、加入直後にR・マドリーとの親善試合で決めた左足の直接FKで度肝を抜き、ロナウドの後継者として期待されながら、持てるタレントの半分も発揮できないままキャリアを終えた。 体格、パワー、テクニック、決定力、すべてを備えていたが、自らのキャリアに集中することができなかった。イブラヒモビッチは、決してインテリスタから愛されているとは言えないが、ユベントスからやって来て3度のスクデットを勝ち取り、エトー+5000万ユーロと引き換えにバルセロナに移籍して、ミリート、スナイデル、T・モッタ、ルッシオを獲得する原資をもたらした。モラッティ時代における最大のビジネスだった。
以下は、インテル在籍期間中の公式戦の通算戦績とランキングだ。1位:ロナウド(元ブラジル代表FW)在籍期間:1997年7月〜2002年8月公式戦通算成績:99試合・59得点2位:ハビエル・サネッティ(元アルゼンチン代表DF)在籍期間:1995年7月〜2014年6月公式戦通算成績:858試合・21得点3位:ローター・マテウス(元ドイツ代表MF)在籍期間:1988年7月〜1992年6月公式戦通算成績:154試合・53得点4位:ディエゴ・ミリート(/元アルゼンチン代表FW)在籍期間:2009年7月〜2014年6月公式戦通算成績:171試合・75得点5位:サミュエル・エトー(元カメルーン代表FW)在籍期間:2009年7月〜2011年8月公式戦通算成績:102試合・53得点6位:マイコン(元ブラジル代表DF)在籍期間:2006年7月〜2012年8月公式戦通算成績:249試合・20得点7位:エステバン・カンビアッソ(元アルゼンチン代表MF)在籍期間:2004年7月〜2014年8月公式戦通算成績:431試合・51得点8位:ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表FW)在籍期間:2018年7月〜公式戦通算成績:330試合・151得点9位:アドリアーノ(元ブラジル代表FW)在籍期間:2001年8月〜2002年1月、04年1月〜07年12月、08年7月〜09年5月公式戦通算成績:177試合・74得点10位:ズラタン・イブラヒモビッチ(元スウェーデン代表FW)在籍期間:2006年8月〜2009年7月公式戦通算成績:117試合・66得点文●マッテオ・バルザーギ(スカイ・イタリア)翻訳●片野道郎 【著者プロフィール】2008年から『スカイ・イタリア』のインテル番記者として、ピッチ上からメルカートまであらゆる動向を追い続ける。CL、W杯、EUROなどのビッグイベントも特派員としてフォローする。ミラノ生まれ。※『ワールドサッカーダイジェスト』2025年2月6日号より加筆・修正
