服は何着あればいい?への驚きの回答。衣替えがいらない「理想のクローゼット」のつくり方
服を手放すのが苦手な方でもラクにクローゼットを整える方法をご紹介します。「『服って何着あればいいんですか?』というような質問をよくいただきますが、クローゼットって『数』で管理するのが本当に正解なんでしょうか?」と話すのは、整理収納アドバイザーとして多くの家庭の片付けをサポートしてきたおまいさん。服を数以外で管理する方法を教えてくれました。

数で決めるのが正解とは限らない
SNSで「服は◯着まで!」という投稿をよく見かけますよね。だからなのか、「おまいさんは何着持ってるんですか?」と聞かれることも多いのですが、私の答えはいつも同じです。
――「数えてないので、わかりません」
するとたいてい、「え、片付けのプロでもそんなもんなんだ?」とびっくりされます。たしかに私も昔は「1シーズン5着」といったルールをまねしてみたこともありました。…が、私には合わなかったんですよね。
「何枚持つか」より「どこに収まるか」

もちろん数を決めているものもあります。
たとえば、お風呂上がり用のタオルだったら、枚数で管理しやすいですよね。4人家族で、毎日洗濯して乾燥機にかけるなら4枚で十分。でも「体調不良で洗濯できない日もあるよな」と予備に4枚たして、合計8枚にしておけば安心…みたいに計算がしやすい。
でも服って、タオルみたいに数がたりていたらどれでもいいわけじゃないですよね。気分や予定で選ぶもの。だから数で制限するとなんだか息苦しくなってしまって…。
快適に暮らすために片付けているのに、服の数に振り回されて窮屈に感じてたら意味なくない? って思うんです。
とはいえ、ルールがなければどんどん増えてしまうのも事実…。
だから私は、「数」ではなく「スペース」で決めています。
衣替えの前に、まず「枠」を決めてみて

方法はとてもシンプル。クローゼットのスペースを、家族の人数で分けるだけ。
たとえばわが家では、ファミリークローゼットを「衣替えなし」で使えるのが理想。だから、ポールの長さを家族4人でざっくり4等分して、私は「この範囲にかけられるだけ」と決めています。パンパンになってきたら、それが見直しのサイン。
この考え方は、引き出し収納でも同じ。引き出しの数を家族で分けて、自分のスペースに収まるだけもつ。たったそれだけのルールです。
それに、だれかのまねをして「1シーズン5着まで!」と決めるよりも、「気持ちよくクローゼットを使うためには、このスペースに収めるしかないよね」と、枠という現実を知った方が納得して減らしやすいですしね。
そろそろ衣替えの季節。服を減らそうとする前に、まずは「ゴールとなるスペース」を決めてみてください。
