東京の下町ラーメン店2選 ジビエの深い凄みの醤油ラーメン、シンプルなモヤシソバ

雨後の筍のように新店が現われる都内のラーメン店。その中でもキラリと光る醤油ラーメンの“名店候補”を見つけました。近年主流となった「自家製麺」が超絶進化。そして、スープの素材にも変化が!ラーメンの新たな扉が開くこと必至です。
【2024年2月26日OPEN!】ジビエらしい深い凄みがある唯一無二の一杯『Craft Ramen BiT(ビット)』@入谷
行列必至の人気ラーメン店や製麺所、中華料理など多業種で修業を積んだ店主が惚れ込んだ素材、それが、フレンチ時代に触れたシカ。
エゾシカの肉と骨を使用し、鶏のモミジなども加えて丁寧に抽出したコンソメスープの、ごく静かに、じんわりと主張してくるジビエ感のトリコになった。提供直前に入れる醤油とカツオなどの旨みを移した香味油により、食べ進めるうちに印象が変わりゆく。
醤油らーめん味玉入1100円

麺は細ストレートの自家製。なめらかで柔らかながらコシがある。具材は食感と香りを大切に煮付けたゴボウ、シカの脂をスッキリさせるセミドライトマト、切り方で甘みと食感を立たせた2種のネギなど、丼を構成するすべてが絶え間ない試行錯誤の上に成り立っている。

店主:三上義晃さん「埼玉『加須麦酒』のビールとラーメンの相性も抜群です」

[住所]東京都台東区下谷1-12-25-106
[電話]なし
[営業時間]11時〜14時半(14時15分LO)、17時半〜20時半(20時15分LO)
[休日]不定休
[交通]地下鉄日比谷線入谷駅2番出口から徒歩3分
【2024年7月29日OPEN!】熱々の餡とスープの中に絶妙な風味と旨み『NARUTO(ナルト)』@宮ノ前
うーむ、シンプルなのになぜこんなに旨い!程よく餡が絡み、醤油の心地いい風味があがってくる熱々のスープをズズッとやってまずそう思った。
モヤシソバ850円

豚ガラと鶏ガラからシンプルに丁寧にとるというスープはクリア。そこにチャーシューを煮込んだタレからの旨みも加わる2種のカエシが風味を与える。奥行きのある旨み。
弾力とコシにこだわった中細の麺は小麦の旨さも感じさせ、モチっとしてスープとバランスよく絡む。たっぷり入ったもやしのシャキシャキ感、時折顔を出す豚バラ、ゴマ油がちょっと効いた香ばしさもいい。
「昔ながらのシンプルなものを丁寧においしく」(店主の大塚さん)という言葉通り。馴染みにするならこんな店だと思うなあ。

店主:大塚真也さん「お子様から年配まで、広くお楽みいただければ」

[住所]東京都荒川区東尾久8-44-11
[電話]なし
[営業時間]11時半〜14時LO、17時半〜20時LO(夜は金のみ)
[休日]月・木
[交通]都電荒川線宮ノ前駅から徒歩2分
撮影/小島昇(BiT)、西崎進也(NARUTO)、取材/市村幸妙(BiT)、池田一郎(NARUTO)

■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港」

※2025年2月号発売時点の情報です。
※味玉は撮影用にカットしています。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。


…つづく「【保存版】絶品ラーメンのある町中華5選! スープまで飲み干したくなる完食必至の逸品」では、何を頼むか迷ったらぜひこれを!という絶品麺料理のある町中華を覆面調査で実食レポートしています。
