精神科医が語る！うつ病の初期症状「何かおかしいと気づいたら、早めに受診を」

精神科医、臨床心理士、公認心理師によるYouTubeチャンネル「生活に役立つメンタルヘルス（ミーデン株式会社運営https://meden.co.jp/）」が、「うつ病の知られていない７つの初期症状【精神科医がアニメで分かりやすく解説】」というテーマで配信された。動画では、うつ病を発症しても医療機関を受診しない人が多い現状を指摘し、その理由や初期に見られる症状を詳しく解説した。

発言者は「うつ病を発症してから1年以内に医療機関を受診する人は半分しかいません」と述べ、受診が遅れることで症状が慢性化し、治療が長引くケースが多いことを強調する。さらに、うつ病の初期症状として「食事がおいしくない」や「体調不良」「微熱」など、普段は見過ごされがちな健康状態の変化について説明された。特に、体の異常がないのに症状が続く場合、精神科の受診が必要と話している。

また、うつ病の発症には「自尊心を傷つけられるようなストレス」が大きな要因となっているという。「例えば、上司に叱られ続けることや、失敗を重ねる中で自分を大切にできなくなると、うつ病になる」との指摘があり、日常生活で感じるストレスへの対応の重要性が語られた。

動画の締めとして、「何かおかしいと気づいたら、早めに医療機関を受診するとともに、自分のことをおろそかにしていたことにも気づいてほしい」と述べ、うつ病予防には自己ケアが欠かせないと視聴者にメッセージを送っている。さらに、動画の内容が良いと思ったらチャンネル登録と高評価を促した。