キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です

車中泊は、旅行の夜を車の中で過ごすスタイル。

出発や宿泊の時間を自分で自由に決められて、途中で予定していなかった場所に変更できる気ままな旅です。

キャンピングカーや車中泊仕様車の中で泊まるので、特に宿泊代が節約できるのが大きいです。

では、車中泊とホテルや旅館で泊まった場合と、一体どのくらい費用に差が出るのか。

気になるところではないでしょうか。

そこで、私たち夫婦が実際に車中泊したときと、ホテル泊した場合にかかった費用を公開。

夫婦で一泊の車中泊をすると、費用はいくらぐらいかかるの?

ホテルや旅館に泊まるより、宿泊費は節約になるの?

車で移動した方が、交通費は節約になるの?

といった疑問について、答えたいと思います。

私たちの車中泊スタイル

私たちは夫婦で軽キャンピングカーに乗っています。

1泊2日の車中泊旅をすることが多いです。

和歌山県に住んでいて、和歌山が大好きなので、地元の自然や歴史に触れながら車中泊を楽しんでいます。

海、山、滝、空、など自然の魅力がたくさんある和歌山県は、車でドライブをするだけでも楽しめます。

高野山、熊野古道などの歴史を感じるスポットも多く、神社・お寺への観光も充実。

観光費がかからないスポットに行くことが多いので、お財布にやさしい旅を満喫でき、夫婦で車中泊やドライブを楽しんでいます。

私たちは、軽自動車がベースのキャンピングカーで移動・宿泊をしているので、旅費を抑えることができています。

旅費を節約しながら夫婦の趣味や旅を満喫できる車中泊は、40代からの人生でとても価値のある経験になっていると実感しています。

車中泊できる場所

車中泊は気軽にでき、旅費を節約できることで人気が高まっている一方で、ルール違反をする利用者が多くいることも事実です。

車を停められればどこで車中泊をしてもよい、という訳ではありません。

車中泊をする場所には

・道の駅
・RVパーク
・オートキャンプ場

があります。

それぞれに特徴やルールがあるので、解説していきます。

■道の駅

道の駅は休憩施設です。

宿泊施設ではないので、基本的には道の駅で車中泊をすることは許されていません。

公共の駐車場として24時間利用できます。

「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮頂いています。
もちろん、「道の駅」はドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません 。
引用元:国土交通省ホームページ

しかし、車中泊を歓迎している道の駅もあります。

車中泊で道の駅を利用をしたい場合は、道の駅に直接確認をとるか、道の駅公式ホームページなどで調べておきましょう。

また、「RVパーク」や「オートキャンプ場」が併設されている道の駅もあります。

道の駅にはマナーがあります。

・長時間滞在はしない
・駐車中のアイドリングはしない
・大きな音や声を出さない
・キャンプ行為をしない
・ゴミは持って帰る

など、当たり前のようなマナーですが、意識を高く持って守って下さい。

地元の方、他の利用客の方の迷惑にならないようにしましょう。

■RVパーク

RVパークとは「日本 RV 協会が定めた施設要件」を満たした施設で、車中泊が可能な駐車場です。

「快適に安心して車中泊ができる場所」として、全国に広がっています。

全国各地の温泉、旅館、道の駅、遊園地などの施設でRVパークの設置が進んでいます。

RVパークはキャンピングカー以外の普通の車でも利用可能で、宿泊するには利用料金がかかります。

RVパークには色々な特徴があります

・AC 電源が使える
・24時間使えるトイレがある
・1週間程度の滞在ができる
・レジャー施設、レストラン、入浴施設が併設

など、車中泊を快適に過ごすための設備が整っています。

RVパークによって、使える設備が異なる場合があります。

各RVパークには禁止・注意事項やルールがあるので、利用前に調べて行きましょう。

■オートキャンプ場

オートキャンプ場は決められたサイト(区画)に車を入れて、サイトでキャンプ行為ができる所です。

車をサイトに横付けできるので、荷物を運ぶのにも便利です。

車中泊ももちろんできますが、テントを張ってキャンプやアウトドアをたのしみたい人にはおすすめです。

オートキャンプ場によって施設に色々な特徴があります。

・炊事場の給湯設備
・子ども向けの遊具
・きれいなトイレ
・シャワーや入浴施設

など、とても快適に過ごせる所もあり、家族連れや大人数のキャンプに適しています。

旅行でかかる費用

旅行でかかる費用を、以下の表にまとめています。

宿泊費 宿泊費入浴料 交通費 有料道路代ガソリン代電車代 個人差がある費用 食費観光費

「個人差がある費用」として

・食費
・観光費

があります。

旅行先でおいしく豪華なお料理を楽しみたいなら、食費が多くなります。

観光スポットが多い方が旅を楽しめたり、体験やサービスが充実している方が楽しめるという人は、観光費にお金をかけることもあるでしょう。

土地のお土産や記念品の購入なども、旅の思い出として重要なポイントです。

車中泊とホテル泊の旅費比較

それではいよいよ私たちが実際に使った旅費を車中泊とホテル泊で比較してみましょう。

旅でのお金の使い方は人それぞれなのであくまでも一例ですが、車中泊とホテル泊、どちらが安くつくかの目安や参考にはなると思います。

■和歌山県から愛知県への旅行で比較

私たちは、スズキエブリイをベース車にした「ぷちキャン」という軽キャンピングカーで車中泊をしていて、夫婦で愛知県に観光旅行に行くことが何度かありました。

愛知県での旅行では、車中泊をしたことも、宿泊施設を利用したこともあります。

車中泊ではRVパーク、宿泊施設はホテルを使いました。」

宿泊先別の旅費を、以下の表にまとめました。

料金は2人分です。

費用に個人差がある「食費」と「観光費」は、今回の旅費に入れていません。

宿泊先  RVパークで車中泊 ホテル泊 所在地 愛知県犬山市「犬山ローレライ麦酒館」 名古屋市栄「ホテルランドマーク名古屋」 宿泊費 2,200円 8,800円 ※食事なしプラン 有料道路代 13,540円 なし ガソリン代 2,997円 ※1
走行距離 276km
燃費約14km/L ※2
ガソリン単価152円/L ※3 なし 電車代 なし 39,240円 入浴料 1,600円
ホテルレイクサイド入鹿 なし
ホテル宿泊費に含まれる 合計 20,337円 48,040円

※1 走行距離相当分のガソリン代
※2 燃費は、スズキエブリイの公式サイトから引用
※3 ガソリン単価は旅行当時の価格の平均

■宿泊方法と移動手段が旅費に影響

表にまとめてみると、ホテルを利用の場合、宿泊費と電車賃が高額になることが分かりました。

車中泊もタダではありませんが、ホテル代よりは随分安く済みます。

電車、飛行機、バスなどの公共交通手段を使うと、人数分の交通費がかかります。

自分の車(キャンピングカー)なら、何人乗っていても有料道路料金は1台分です。

結果として私たちが愛知県に行ったケースでは、ホテル利用の場合の半分以下の旅費で車中泊できました。

※交通費は行先によって変わり、割引などをうまく利用することで公共交通手段の方が費用を抑えられることもあります。

さらに、車中泊でもやりたいことや目的地によって、かかる費用は変わってきます。

• どこに旅行に行きたいか
• 何をしたいか
• どんなものを食べたいか
• 車中泊をする人数は何人か

楽しみたい旅行プランを考えて、どれくらい費用がかかるかを事前に計算してみましょう。

車中泊は旅費の節約ができる!

車中泊とホテル泊の旅費を比較すると以下の通りでした。

宿泊した所 旅費の総額
RVパーク 20,337円
ホテル 48,040円

旅行先、宿泊先をどこにするかによって違いはありますが、車中泊をすることで交通費や宿泊費が節約になることが多いでしょう。

費用だけなら、車中泊が圧倒的に有利。

ですが、ホテルや旅館は宿泊のための施設だけあってやはり快適です。

私たちの軽キャンピングカーには、エンジン停止時に使えるエアコンは付いていません。

そうなると真夏と真冬の車中泊はホテル泊に比べると過酷です。

暑い夏や寒い冬に旅行に行きたいのなら、無理に車中泊はせず、ホテルに宿泊するほうがよい場合もあります。

行き先や目的によって、車中泊したり、ホテル泊にしたりしながら、これからも夫婦で旅行を楽しんでいきたいと思います。

ライター:藤本ちか