【日本代表レポート】長友佑都が「コラッジオ」注入で「みなさん、楽しみにしてください。勝ちます」
4日、日本代表の長友佑都がクロアチア戦前の公式会見で世界に向けて強い決意を語った。
2018年ロジアワールドカップの決勝トーナメント1回戦、日本は終了間際にベルギーのカウンターを受けて敗戦した。長友はそのときの記憶が消えることはないという。
「ベルギー戦は忘れたことがないです。ずっと自分の心にある。ふとした瞬間にベルギーのカウンターが頭をよぎることが何度もあります。正直、この4年間は苦しいことが多くて、カタールワールドカップにかける思いが強かった」
そう振り返りつつ、現在のチームには自信を見せる。「心・技・体のすべてにおいて1人ひとりがレベルアップした」として、「2008年から日本代表でプレーしているが、確実にこのチームは自分が見てきた中では歴代最強」と断言する。
そしてクロアチア戦で勝利するためには何が必要かと聞かれ、「コラッジオ」だと表現した。
「イタリア語で『コラッジオ』というのが『勇気』『勇敢に立ち向かう』という言葉なんですが、ドイツ戦の前に1人ひとりと握手しながら『コラッジオ』を注入しました」
「侍が武器や技術を磨いても、戦いのときにビビっていたら武器も技術も使い物にならなくなる。サッカーも同じ。戦術や技術を4年間磨いても、ワールドカップのピッチに立ったときにビビったら技術は生かせない。4年間積み上げてきたものを生かすために一番大事なのは『コラッジオ』。明日は勇敢に戦う日本人の魂を見せたい」
「世界でも『侍』の勇敢に戦うイメージはできていると思う。明日も全世界に表現できる最高の機会だと思うので、僕たちの侍魂を世界中の人に見ていてほしい」
長友は「クロアチアを破って新しい景色を見たい。そしてまた大きな声で『ブラボー』と叫びたい」と報道陣を笑わせつつ、最後は真剣な表情で「みなさん、楽しみにしてください。勝ちます」と力強く言い切ってコメントを終えた。
【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】
2018年ロジアワールドカップの決勝トーナメント1回戦、日本は終了間際にベルギーのカウンターを受けて敗戦した。長友はそのときの記憶が消えることはないという。
「ベルギー戦は忘れたことがないです。ずっと自分の心にある。ふとした瞬間にベルギーのカウンターが頭をよぎることが何度もあります。正直、この4年間は苦しいことが多くて、カタールワールドカップにかける思いが強かった」
そしてクロアチア戦で勝利するためには何が必要かと聞かれ、「コラッジオ」だと表現した。
「イタリア語で『コラッジオ』というのが『勇気』『勇敢に立ち向かう』という言葉なんですが、ドイツ戦の前に1人ひとりと握手しながら『コラッジオ』を注入しました」
「侍が武器や技術を磨いても、戦いのときにビビっていたら武器も技術も使い物にならなくなる。サッカーも同じ。戦術や技術を4年間磨いても、ワールドカップのピッチに立ったときにビビったら技術は生かせない。4年間積み上げてきたものを生かすために一番大事なのは『コラッジオ』。明日は勇敢に戦う日本人の魂を見せたい」
「世界でも『侍』の勇敢に戦うイメージはできていると思う。明日も全世界に表現できる最高の機会だと思うので、僕たちの侍魂を世界中の人に見ていてほしい」
長友は「クロアチアを破って新しい景色を見たい。そしてまた大きな声で『ブラボー』と叫びたい」と報道陣を笑わせつつ、最後は真剣な表情で「みなさん、楽しみにしてください。勝ちます」と力強く言い切ってコメントを終えた。
【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】