業務スーパーで販売されている『いかねぎつみれ』をご存じでしょうか。

いかとねぎを具材にした冷凍つみれです。魚肉すり身のベースに里芋を混ぜることでふんわり系の食感に仕上げた一品。あっさりした風味と柔らかめの口当たりで、鍋やおでんのボリュームアップには使いやすいかと。

『いかねぎつみれ』の価格は?


業務スーパーにて451円(税込、税抜418円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり124kcal(脂質 3.0g、炭水化物 14.3g)。販売は神戸物産、製造は寿隆蒲鉾。

以前紹介した際の商品は415円(税込)だったので、36円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約90円。ちなみに『いわしごぼうつみれ』(500g・451円)などのシリーズ品も同様に値上がり傾向です。

『いかねぎつみれ』の調理方法は?

調理方法は冷凍状態のまま電子レンジ(500W)で約4分チンするか、そのまま鍋物や汁物に入れて煮込むだけでもOK。レンジ加熱した場合、別途適当な味付けであんを作ってあんかけにするのが手軽ですね。

『いかねぎつみれ』はどんな味?

形は若干不揃いながら、クオリティは平均的。魚肉すり身のクニッとした食感とあっさりした旨みをベースに、いかとねぎの香りをほんのり感じる味わいです。いかの主張は控えめで、魚介の風味は白身魚っぽいチープな感じ。以前は魚肉の原料が記載されていたのですが(タラやイトヨリ等)、現在は詳しく記載されず輸入物とのみ表記されています。

里芋を混ぜ込むことでふんわりした食感に仕上げてあり、歯ごたえは頼りない印象。どことなくはんぺんを思わせる口当たりは以前と変わらないポイントですね。しっかり系の食感が好きな人だと物足りないかもしれません。

『いかねぎつみれ』はおでんの具材によさげ

シリーズ品に比べると出汁が弱く、単品でつみれ汁にすると寂しくなりがち。鍋物の脇役がちょうどいい役どころで、おでんのボリュームアップ用途にも無難に便利ですよ。

ちなみに揚げ調理も可能で、170℃程度の油で2〜3分加熱すると、たこ焼き風の個性的な味と見た目に変身します。そこまで手間をかけるほどのクオリティではありませんが、おやつとして消費したい時には試してみてもよいかと思います。

特徴をまとめると以下のようになります。

魚肉すり身に里芋、いか、ねぎを混ぜた冷凍つみれ白身魚の風味をベースにねぎの香味を感じるあっさり味出汁も食感も頼りないので、鍋物の脇役以外には使いづらい味の濃さを重視するなら『かに風味つみれ』(500g・451円)がおすすめ