ショットが復調傾向の西村優菜は4打差(撮影:福田文平)

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<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目◇22日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6585ヤード・パー72>
初日2アンダー、2日目も2アンダー、そして3日目は5バーディ・1ボギーの4アンダー「68」。3日間トータル8アンダーで西村優菜が5位タイに順位を上げた。首位タイの川崎春花と河本結は12アンダー、その差は4ストロークと射程圏内にとらえた。
予選通過が決まった西村は、昨年大会を参考にして決勝2日間のピンポジションを予想した。ムービングデーと呼ばれる伸ばせる3日目、難しい最終日と考えたが、「きょうは最終日と変えたんじゃないかと思うような難しいセッティングでした」。半分以上が西村予想の“最終日”のピンポジションだったという。予想を裏切られたがそれでもきっちりスコアを伸ばした。
ということは西村予想の“3日目”のピン位置が最終日に増える可能性が高い。「ショットの調子があまりよくないので欲をかいているわけじゃありあませんが、あすはスコアを伸ばせというピンポジションになると思うので、チャンスはあると思います」。優勝という言葉を口には出さないが、ピン位置の想定はできているのでしっかり頂点を見つめている。
あまりよくないというショットは「ボールが右に出ていたので、体を閉じて打つ練習をしました。きのうよりよくなっています」と原因を突き止めて復調傾向に笑顔を見せた。
昨年大会では予選落ちを喫してしまったが、今年は優勝を狙える位置で最終日を迎える。「得意なコースではありません。コースの罠というか、外しどころによってはスコアを落としてしまう。そんな場所があって、そこに目が行ってしまうんです。うまくはまれば行けるんですが…」。苦手意識がありながらも自己分析はできている。
来シーズンは米ツアー参戦を考えており、出場権を得るために年末のQスクール(予選会)挑戦を表明している。「あと1勝してからQスクールに出たいとは考えています」。残り試合が少ないだけに、首位と4打差はチャンスともいえる。西村の逆転劇はあるか、目が離せない。(文・河合昌浩)
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