スペイン勢がCLを支配する時代は終わりか レアル以外のクラブは苦境に
2010年代のチャンピオンズリーグはバルセロナ、レアル・マドリードを中心にスペイン勢が毎年のように上位を占め、アトレティコ・マドリードとレアルによるファイナルも2度実現するなど特別な強さを誇っていた。
しかし、今季はグループステージでバルセロナ、アトレティコ、セビージャの3クラブが消える可能性がある。レアルはグループFで首位に立っているが、今季は全体的にスペイン勢に元気がない。
リーガの場合は若手ゴールゲッターが少ない。得点ランクTOP5のうち1位は34歳のバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキ(9ゴール)、2位は32歳のエスパニョールFWホセル、レアル・ベティスの29歳FWボルハ・イグレシアス(7ゴール)、4位はセルタの35歳FWイアゴ・アスパス(6ゴール)と続く。
この得点ランク上位にアトレティコ、セビージャといったCL参戦クラブのアタッカーが入ってきていないのは寂しい。ホセルのいるエスパニョールは13位、アスパスのいるセルタは11位のクラブで、順位的にもチャンピオンズリーグとは縁がない中堅クラブと言える。その一方で欧州カップ戦常連のアトレティコやセビージャといったクラブに今が旬と言える絶対的な点取り屋が見当たらないのだ。レアルのヴィニシウス、ロドリゴ・ゴエス、バルセロナのアンス・ファティなど若手実力派アタッカーもいるが、プレミアやブンデスに比べると若手アタッカーの勢いは鈍い。
アトレティコ、セビージャはここまでチャンピオンズリーグ・グループステージで2ゴールずつしか奪えていない。このままでは前回王者レアルしかグループを突破出来ないことになるが、スペイン勢の競争力は落ちてきたのか。チャンピオンズリーグでの結果は寂しいものとなっている。
