泉裕泰代表(右)から勲記を贈られた陳鴻基氏

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(台北中央社)2022年春の外国人叙勲で旭日重光章を受章した陳鴻基(ちんこうき)氏への勲記と勲章の伝達式が先月30日、北部・台北市で行われた。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表は、日台関係の発展のために長年にわたり献身的な尽力をしてきたとして、敬意と謝意を表した。

陳氏は台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)副代表や台湾の対日窓口機関、亜東関係協会(現台湾日本関係協会)会長を歴任。2004年に新潟県中越地震が起きた際には現地に赴き、災害復興の支援を行った。

勲章を受章し「一生の光栄だ」と感想を語った陳氏は、駐日副代表時に泉氏が外務省アジア大洋州局の中国課長だったことに触れ、台湾から日本へのビザなし渡航の実現に向けて大きな力添えがあったとし、当時の「泉課長」に感謝しなければならないと述べた。

泉氏は、陳氏が当時歴代最年少で亜東関係協会会長に抜てきされたと指摘。会長職には通常駐日代表(大使に相当)経験者が就任していたとして、陳氏の対日関係への努力が高い評価を得ていたことが分かるとたたえた。

交流協会によると、今回の受章に際し、林芳正外相や交流協会の大橋光夫会長から祝電が寄せられ、陳氏に渡されたという。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)