日本統治時代に先住民研究 鳥居龍蔵記念博物館、台湾の博物館と連携協定=国立台湾史前文化博物館提供

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(台南中央社)国立台湾史前文化博物館(史前館)は13日、日本統治時代に台湾原住民(先住民)族を研究した人類学者、鳥居龍蔵を記念する徳島県立鳥居龍蔵記念博物館と連携協定を結んだ。台湾原住民族の研究などで協力していくという。

鳥居は日本人として初めて調査旅行にカメラを用いたとされており、台湾原住民族の写真も数多く残した。日本の研究チームによって鳥居が撮影した2500枚余りの写真の再生、保全が行われ、台湾で撮影されたものは800枚を超えるという。

史前館によれば、台湾原住民族研究を専門とする福岡大の宮岡真央子教授が両館の橋渡し役となった。昨年からオンラインで交流を重ね、協力深化のため協定締結に至った。

今後は民族学や考古学、博物館学などの分野でも協力していく。史前館は、連携協定を通じ「先人による研究の基礎に基づき、台湾の考古学や台湾原住民族の研究において新たな成果につながれば」との考えを示した。

鳥居龍蔵記念博物館は、展示や講演、ワークショップなどでも協力できることに期待しているという。

(楊思瑞/編集:楊千慧)