「知らない」→「多額の修理費」道路冠水時に車を利用すると火災が発生するって本当?
水がフロアの高さを越えたら水没扱い
台風やゲリラ豪雨、線状降水帯の発生などにより短時間で大量の雨が降ると、道路の排水能力が追いつかず冠水してしまうことがあります。
冠水してしまった道路を走る場合、気をつけなければならないのは水深です。
車は、フロア(ドア下端)の高さ以上まで水に浸かってしまうと『水没』扱いとなり、エンジンへの水の侵入や電気系統の故障など、さまざまな不具合が起きるおそれがあります。
水深30cmでエンジン停止のおそれ
2,000cc級のセダンを使用してJAFが実施した「冠水路走行テスト」では、水深30cmの冠水路までは走行できたものの、水深60cmでは完全にエンジンが停止。
水深30cmでも、車両が巻き上げた水や発生した波によって、吸気口からエンジンに浸水するおそれがあり、ただちに壊れなくとも後々トラブルにつながる可能性があるほか、水流によって車が流される危険性があります。
水没だけじゃない!本当に怖いのは「火災リスク」
浸水した車両に火災リスクがあることをご存知ですか。車のキースイッチが切れていてもバッテリーは接続されています。電気系統のショート等により、火災が起きる可能性があります。たとえ水が引いても絶対にエンジンをかけないでください。1番の予防策は、冠水した道路を車で走行しないことです。
- 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 3, 2022
また、水没した車でおそろしいのは、さまざまな故障につながり修理には多額の費用がかかるだけでなく、車両火災が発生するおそれがあることです。
車のエンジンを切ったとしても、バッテリーは接続されているため、電気系統のショートなどによって発火、車両が炎上するおそれがあります。
この炎上は、水が引いたあと、エンジンをかけた瞬間に発生するおそれもあります。そのため、一度水没してしまった車が壊れていないかどうか、確認するためにエンジンをかけることはとても危険です。
