【深センIPO】ジャージー生地・服装生産の江蘇泰慕士針紡、初値は19.84元
【深センIPO】ジャージー生地・服装生産の江蘇泰慕士針紡、初値は19.84元
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ジャージー生地、衣服の製造販売を手掛ける江蘇泰慕士針紡科技(泰慕士、001234/深セン)が1月11日、深センメインボードに上場した。公開価格16.53元に対し、初値は20%高い19.84元を付けた。また、現地時間午前9時30分の取引開始時点で21.88元まで急騰、初値からの最初の値上がりが10%を超えたため、規定により同午前10時まで30分間の取引停止となった。
同社は1992年創立。ジャージー生地の開発、製造、染色から、ジャージー服の裁断、刺繍、縫製までメリヤス産業チェーン全体を網羅。2020年の売上比率はジャージー服が95.64%、ジャージー生地が4.36%となっている。仏デカトロン、米クイックシルバー、伊カッパなどの大手スポーツブランドを始めとする国内外のブランドにODM供給を行なっている。「国家知識産権優勢企業」の認定を受けたほか、毎年「中国服装業界100強企業」に選ばれている。2020年の中国アパレル業界において売上は89位、利益は63位、利益率は30位であるものの、上位企業の多くはアパレルブランドで紡織から縫製までを一貫して手掛ける企業は少なく、生地作りから受託生産ができ、最短7日で完成品が納品可能な点が同社の強みとなっている。
2020年12月期の売上高は6億9353万元(前期比12.4%減)、純利益は8200万元(同11.9%減)。2021年1〜9月期の売上高は6億5389万元(前年同期比28.11%増)、純利益は8054万元(同29.91%増)。
目論見書によれば、新規上場に伴う公募による調達見込みの3億8304万元(約69億3000万円)は、約60%の2億3000万元を子会社である六安英瑞針織有限公司の移転改造プロジェクトに、約24%の9000万元を英瑞針織服装第2期プロジェクトに使用する。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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