非鉄金属の海外プロジェクトを手掛ける中鋁国際工程(中鋁国際、601068)は21日、対前日比値幅制限いっぱいの9.99%安(0.81元安)となる7.30元で取引を終えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 非鉄金属の海外プロジェクトを手掛ける中鋁国際工程(中鋁国際、601068)は21日、対前日比値幅制限いっぱいの9.99%安(0.81元安)となる7.30元で取引を終えた。

 前日の終値8.11元より5%ほど安い7.74元で取引が始まると程なく値幅制限近くまで下落するもその後上下を繰り返し、午前の終値では7.74元まで戻したものの、午後に入って売りが優位となって値を下げ、値幅制限いっぱいまで下落した。

 同社の株価は11月から12月上旬にかけて4元前後で推移していたが、12月10日より20日まで7営業日連続でストップ高を記録して株価が倍増していた。この状況を受けて同社は20日の取引終了後に「株式取引リスク提示公告」を発表し、「近頃株価の値上がり幅が大きくなっているが、会社に基本面で重大な変化は発生していない」と説明し、投資家に対して理性的な意思決定を呼びかけた。

 また、業務内容について「主業務は工事の設計とコンサルティング、施工の請負、設備の製造と取引であり、塩湖のリチウム採取関連の投資業務には関わっておらず、リチウム材料の直接生産を行っていない。リチウム生産企業に技術の設計、コンサルティング、工事の施工サービスを提供しているのみであり、当該業務が会社の業績に重大な影響は及ぼさない」と説明。2021年9月30日現在のリチウム関連業務の受注額が全受注額に占める割合は1.99%、1〜9月期のリチウム関連営業収入が営業収入全体に占める割合は約0.19%だったとしている。

 中鋁国際は2003年12月創設で、12年7月に香港証券取引所に、18年8月に上海証券取引所にそれぞれ上場した。21日は香港市場でも中鋁国際(02068.HK)の株価が16.08%安の大きな値下がりを記録した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)