海外留学経験者が珍しくなくなった中国では、帰国しても仕事が見つからず就職活動に苦労している人が多いようだ。かといって中国人留学生が日本で満足のいく就職先を見つけられるとも限らない。(イメージ写真提供:123RF)

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 海外留学経験者が珍しくなくなった中国では、帰国しても仕事が見つからず就職活動に苦労している人が多いようだ。かといって中国人留学生が日本で満足のいく就職先を見つけられるとも限らない。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本で仕事を見つけるのに必要なのは、運だけではない」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国国内は就職難で学生らを悩ませていると紹介した。多くの人は、中国は人口が多いから競争がし烈になると思っているが、日本でも就職活動は簡単ではなく、日本で就職したいならより多くの「資格」を取ってアピールポイントを増やすように勧めている。そういう意味で「日本での就職活動に必要なのは、運だけでなく一番大切なのは実力だ」そうだ。

 記事の中国人筆者が挙げているのは、外国語検定、教員資格、医療関係、経理関係などの資格で、特に「宅地建物取引士」がおすすめだという。不動産業界で働くには絶対に有利と紹介しているが、中国では不動産は儲かる職業として人気が高かったので、イメージが良いのかもしれない。

 また「税理士」と「簿記」、「社会保険労務士」も就職に有利だと勧めた。税理士も簿記も中国には似たような資格があるので、中国人にもなじみがあり、社労士は専門職なので資格を取って損はないほか、独立もできると伝えている。中国人は日本人よりも独立志向が強く、いつかは自分で会社を立ち上げたいと思っている人が多いようだ。

 記事は、日本の会社は中国よりも「資格」を重視するので、日本で就職したいなら資格という形で目に見える実力を付けるように勧めている。コロナ禍で帰国して就職する中国人は増えたと言われるが、中国国内での就職も厳しいため、これからは日本に残ることを選ぶ中国人も増えていくのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)