日本はかつて中国を師として仰ぎ、明治維新のころには西洋から多くを学んだ。そのため西洋と東洋の両方の文化を取り入れた国になったが、中国としては今でも日本に中国文化が色濃く残っていることがうれしいようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本はかつて中国を師として仰ぎ、明治維新のころには西洋から多くを学んだ。そのため西洋と東洋の両方の文化を取り入れた国になったが、中国としては今でも日本に中国文化が色濃く残っていることがうれしいようだ。中国メディアの百家号はこのほど、東洋文化の優位性について強調する記事を掲載した。

 記事はまず、東洋文化と西洋文化に対する理解が少ないと、「東洋文化は劣っている」と勘違いしてしまうと分析。しかし、実際のところ東洋文化は力強さを備えていると主張した。東洋文化が優れているのは確かなので、「西洋文化との交流を恐れる理由はない」と自信を持つように促している。

 続けて記事は、アジア諸国も近代化の過程で東洋と西洋のどちらかを選ぶという問題に面したが、結局どの国も「根底はやはり東洋」だと主張。例えば、日本と中国には「囲碁」の交流という、日米間ではあり得ないような交流の仕方があるのも、やはり「根底に東洋文化」があるためとしている。

 それで記事は、明治維新で西洋化を進めた日本にしても、やはり中国文化が残ったと指摘。明治維新は結局のところ完全な西洋化ではなかったと論じた。日本は東洋文化に西洋の要素を取り入れただけで、例えば日本は今でも着物を着るが材質を化学繊維にしたり、囲碁を楽しむのにコンピューターを使うようになったりしただけで、「精神面で日本はやはり東洋なのだ」と説明した。

 最後に記事は、西洋文化が東洋文化を飲み込んでしまうということはあり得ないので、「恐れずに交流し、西洋を拒絶するのではなく、良いものは吸収しよう」と勧めている。日本は西洋から学びつつも、中国文化を多く残していることを記事は喜んでいるようであり、それが東洋文化に対する自信になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)