中国では品質の高さから日本製品の人気が高いが、最近では若者を中心に「中国製品を好んで使用する人」も増えているという。これは、中国製品が日本製品の品質に追いついたことを意味するのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では品質の高さから日本製品の人気が高いが、最近では若者を中心に「中国製品を好んで使用する人」も増えているという。これは、中国製品が日本製品の品質に追いついたことを意味するのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、それを否定する記事を掲載した。

 記事は、中国の若者の間では日本製品より中国製品が選ばれるようになっているという報道があることを紹介。この変化は中国人のみならず外国人の間でも同様であり、例えば韓国では中国のECサイトを通してわざわざ中国の電子製品を購入する人が増加しているそうだ。また、日本国内でも中国製品なしではもはや生活できないほどだと言われていると伝えた。

 では、こうした変化は中国製品が日本製品の品質に追いついたことを意味するのだろうか。記事は、決してそうではなく、「製造業の真の実力は精密工業」の分野にこそ表れると記事は指摘。この点で日本はやはりまだまだ強く、中国のずっと先を進んでいると伝えた。

 続けて記事は、精密工作機械の分野で日本は今でも世界トップレベルだと指摘。欧州の自動車からアメリカ航空宇宙局(NASA)に至るまで、日本製品は欠かせない存在となっていると伝えた。また、精密光学機器でも、2007年に月周回衛星「かぐや」によって他国よりも詳細な画像を撮影し、正確な月の地図を作ることができたと称賛している。

 ほかにも、日本は半導体、重工業、電子、光学、金属材料などの分野で重要な地位を占めており、優秀な企業が林立していると紹介。「日本製品を褒めると、外国かぶれと言われるかもしれないが、感情を脇において日本の勝っている点を直視し、さらなる発展を目指して努力すべきだ」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)