Pokémon HOMEのプレミアムプランを家族で節約して、お得に使う方法

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多くのポケモントレーナーが待ち望んだサービス「Pokemon HOME」が遂に開始されました。

Pokemon HOMEでは過去のポケットモンスターシリーズから最新作の「ポケットモンスター ソード・シールド」へ、タイトルを超えて今までに集めたポケモンを送ることなどができます。

これまでにもゲームボーイ向けのタイトルからゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスからNintendo DSなど、タイトル・ゲームハードの世代を超えてポケモンを送るサービスは提供されていましたが、それがNintendo Switchとソード・シールドにも対応したと言えばイメージしやすいかもしれません。

また、今後追加される予定の機能としてスマートフォン向けの「Pokemon GO」から集めたポケモンを送ることもできるようになります。

「図鑑を全部埋めたい」「過去作の相棒を最新作でも連れて冒険したい」と考えるポケモントレーナーは多いでしょう。
筆者もその一人です。
そして筆者の娘もそんなポケモントレーナーの一人です。

ですが、ひとつ問題なのが、Pokemon HOMEの利用には月額料金が発生します。

1アカウントの月額料金は数百円といえども、親子で2アカウント以上など、複数アカウントの場合はそれなりの支出になります。

そこで今回は「複数台、複数人でPokemon HOMEを利用したい場合の節約方法」をご紹介します。


○有料利用は1台だけ。あとは通常の交換を。



Pokemon HOMEの基本使用料は無料です。しかし、過去のタイトルからポケモンを連れてきたい場合には「プレミアムプラン」への加入が必要となり、その利用料は
・30日 360円
・90日 600円
・365日 1,950円
が発生します。
さらにNintendo 3DSまでのタイトルで集めたポケモンをPokemon HOMEへ送るには「Pokemon Bank」を3DSで利用する必要があり、こちらも年間で500円が発生します。

もしそれぞれ1年間利用し続けると課程すると合計で2,500円ほどの費用が発生します。

もちろん、過去のタイトルで集めているポケモンを数日かけて最新作のソード・シールドへ送ってしまえばそれぞれの料金を払い続ける必要はありませんが、ネットを通じ「欲しいポケモンを指定して交換」ができる「GTS」機能やミラクルボックスなども、プレミアムプランなら交換できる最大数が増やせるなど、効率よく交換ができるなど、有料プランには便利な機能が多数含まれています。

また、今後予定されているPokemon GOとの連携もプレミアムプランが優遇される可能性は大いに考えられます。

これらをふまえてPokemon HOMEの利用料を払っていこうと考えた場合、都度ではなく「常に」加入し利用できるようにすると一人分ならまだしも、複数人ともなればそれなりの月額・年額の支払いになってしまいます。

そこで筆者宅では
「親だけがPokemon HOMEの有料プランに加入する」
この方法を選択し、利用料の支払いは1台分ながら親子で過去作のポケモンをソード・シールドに連れてきて、図鑑のコンプリートを積極的に行えるようにしました。




手順としては簡単です。

まず料金がかかるものについて
 ・筆者(親)のNintendo SwitchでPokemon HOMEをプレミアムプランに加入
 ・筆者(親)のNitendo 3DSでPokemon Bankを利用
このようにしました。

その上で、過去のタイトルからポケモンを連れてくる場合は
 ・子供の分も含め、筆者(親)のNintendo 3DSでPokemon Bankにポケモンを預ける
 ・筆者(親)のNintendo SwitchのPokemon HOMEで、ソード・シールドに預けたポケモンを連れてくる
 ・親子のソード、シールドで連れてきたポケモンを交換する
このような手順をとることで、Pokemon HOMEらの利用料を1台分で済ませています。

必ず筆者(親)を介さないといけないという手間はありますが、現時点では「過去作からポケモンを連れてくる」という機能が一番大きな部分であり、子供もクリア済の過去作からお気に入りのポケモンをソード・シールドに連れてくることさえできれば不満もでていません。
今時点では、料金を節約できる方法としてはこれが適当ではないでしょうか。

今後、Pokemon GOとの連携を含め、Pokemon HOMEの機能拡充やゲーム本編に連動する特典などが出てくるとなれば、それぞれにプレミアムプランに加入する必要なども出てくるかもしれません。
しかし現時点で親子や兄弟など、複数台・複数人でPokemon HOMEをお得に利用するのであればこの方法を使ってみてはいかがでしょうか。


執筆 迎 悟