DMG森精機、30年ぶりにインドで工作機械を生産
インド南部のコインバートルにあるLMWの工場を活用する。500ミリメートル角を超える大型部品を加工できる立型MC「CMX600Vi」の生産に着手した。日本生産機を供給する場合に比べてリードタイムを短縮するほか、価格を20―30%減にする。
インドの工作機械市場は現地メーカーが高いシェアを占める。ただ、高精度な加工や自動機器と合わせたシステム供給などでは、日系をはじめ外資勢が優位にあるという。部品やユニットを日本から送り、品質を担保する。品質、納期、価格、サービスなどで優位性を出し、需要の増加が見込める高付加価値分野の提案を強める。
インドは景気の後退局面にあるが、森雅彦DMG森精機社長は同日の式典で、「今のようなダウントレンドは将来投資に最適なタイミングだ」と、長期の成長に向けた基盤固めに意欲をみせた。一方、サンジャイ・ジェイワッタナベルLMW会長兼社長は、「前回の提携以来、再び最新の製品をインドに届けられる」と喜んだ。
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