神戸教師いじめ、校長「人格を侵害する言動あった」 他に「男性教員1名、女性教員2名」のいじめ被害も公表

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 神戸市の小学校で起きた教師間のいじめ問題で、問題が起こった学校の校長が会見を行い「本件についての事実関係は調査委員会において現在も調査中につき、お伝えできる内容に限りがある。報道の内容には私どもも把握していない内容もあり大変困惑している」と語った一方、「人格を侵害する言動もあった」といじめの存在を明確に認める発言を行った。

 神戸市立東須磨小学校の20代の男性教師が同僚の4人の教師から羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられるいじめを受けていた問題。被害を受けた男性教師はカレーを目や唇に塗られるなどしたほか、新車の上に乗られたり、ラインを使って女子教師らに性的なメッセージを送るよう強要されるなど、去年から繰り返し嫌がらせを受けていたことがわかっている。

 仁王美貴校長は6月、別の教師からの報告で問題を把握。その後、被害を受けた男性教師から直接聞き取りをした際、加害者の教師から叩かれてできた尻のみみず腫れを確認したにもかかわらず市教委に報告していなかったことなども問題視されている。

 仁王校長は把握している被害の内容について「身体を叩く、足を踏むなどの暴力行為。性的な内容も含む人格を侵害する言動。送迎、飲食の強要。被害教員の所有物に対する器物損壊などの嫌がらせ行為」などと説明すると「これらの行為は学校及びプライベートの場で長期にわたって続けられており、当該被害教員以外にも男性教員1名、女性教員2名も被害に遭っていた」など続けた。

 さらに校長は現在も調査は継続中であり、全てが明らかになったわけではないとしたうえで「教員として、人として許されるべき行為ではなく、行為の重大性から委員会とも相談の上、4名を公務から外し、今後一切、東須磨の子どもたちの前で指導を行わせないという判断を行った」といじめ加害者側の教師に対する処分も発表。7日からは新たな教員を迎え、新体制で臨んでいるという。

(C)AbemaTV