主要PCパーツで明暗、需要増のSSDとメモリ、グラボは後退
売れ行きで明暗を分けた主要パーツの中で、需要増が続くSSDの躍進要因を探るため、単価や容量について深掘りしてみた。
まず、SSDの単価を調べるため、18年1月の1GB当たりの単価(GB単価)を算出、この値を基準にした単価下落率を算出した(図2)。GB単価は毎月3-5ポイント程度コンスタントに下落し続け、18年12月にはマイナス51.2%と、一年で半値に達した後、ここ数カ月は横ばいで推移していることが分かる。次に平均容量をみると、GB単価の下落を背景に、18年春を境に400GB前後と大容量化が進み、GB単価が半値に達した18年12月には500GB台に突入。19年2月の平均は513.7GBと、ここ数カ月で約100GBも大容量化した。こうしたことから、GB単価の下落と大容量化が進み、SSD市場が活況を呈する大きな要因となっている。
世界的なスマートフォン需要の減速によって、SSDに使われるNANDやメモリに使われるDRAMの在庫がダブつき、単価下落へと連鎖している。今後もSSDやメモリの単価が下がる傾向は続く見通しで、自作PC市場だけではなく、HDDからSSDへの換装やメモリの増設といった需要が喚起される可能性は高い。
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