古代中国の面影 唐は日本にあり、明は韓国にあり、宋はベトナムにあり・・・ 現代中国には何がある?
記事はまず日本について言及。秦や漢の時代に頻繁だった交流は、漢末の大乱によって中断、再び盛んになったのは隋唐の時代で、特に白村江の戦いで完敗した日本は唐との大きな差を痛感し、遣唐使を派遣してあらゆる方面において中国文化を模倣、唐の文化が日本に深く根ざしたと説明している。
そしてベトナムについては「南宋によって安南国として冊封されたベトナムは、盛んに中国の制度を取り入れていた。しかし、元軍の侵攻を3度も跳ね返して独立を守って以後、政治的には中国王朝の属国ではあったものの、文化的に独立する傾向が生まれ始める。明朝・清朝はもはやベトナムが仰ぎ慕う対象ではなくなり、文化を取り入れることはなくなった。このため、ベトナムに存在する中国文化は宋の段階で留まっているのだ」と論じている。
日本も朝鮮半島もベトナムも、中国の影響を色濃く受けてきた中華文化圏の国だが、それぞれ残っている中国文化の年代が異なるというのは興味深い。当の中国大陸は、近現代における動乱や政治運動などにより古代の文化の多くを失った。古代中国の文化が見直される中、これらの国を訪れて古代中国の香りを感じるたびに、中国の人びとは誇りと羨望の入り混じった複雑な感情を抱くのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(c)coleong/123RF)
