なんと4年で2万円にも!? 仕送りの「手数料」を安くする方法
ひとり暮らしの学生にとって頼みの綱である「仕送り」。保護者への感謝と同時に、ムダな出費を抑えて負担を減らしたいものです。
自分の口座に振り込んでもらうときの「手数料」は、どれくらいかかるのでしょうか? 3万円以上を違う銀行に振り込んだ場合は1回432円が一般的で、4年間なら2万円強、決して少ない金額ではありません。そこで、同じ銀行・同じ支店に口座を作る、もう1枚キャッシュカードが持てる「家族カード」などの特典を利用すれば、出費を減らすことができるのです。
■432円がタダになる?
その昔は仕送りといえば現金書留が定番でしたが、いまでは「振り込み」が当たり前。インターネット・バンキングを利用すれば自宅にいながら手続き完了、早ければその日のうちに振り込まれるので、きゅうに必要になったときも対応できるのがメリットです。ただし、気をつけたいのが振込手数料で、毎月かかると意外な金額に。4年制の学校なら48回振り込んでもらうことになるので、少しでも安く抑えたいものです。
手数料は「統一」ではないため金融機関によって異なるものの、
・別の金融機関あて・3万円未満 … 270円
・別の金融機関あて・3万円以上 … 432円
が一般的で、3万円を超える仕送りを48回おこなうと手数料だけで20,736円、ひとり暮らしの電気代は月4千円前後といわれていますので、5ヶ月分も使ってしまうことになります。
ところが、自分の口座を保護者と同じ金融機関にするだけで432円が108円に、さらには「支店」までそろえると無料になるサービスもあるので、これを利用しない手はありません。違う支店でもインターネット・バンキングを利用するとタダになる場合もありますので、まずはいま持っている口座と、受けられるサービスを確認しておくのが良いでしょう。
■便利な代理人カードや自動送金
ひとつの口座を2人で使う方法もあります。「代理人カード」などの呼び名で、複数のキャッシュカードを作れるからです。
振り込み=別の口座、の意味ですから、タイミングによっては入金されるのに時間がかかることもあります。対して「代理人カード」は、同じ口座のキャッシュカードを複数作り、夫婦や親子で持つ仕組みなので、どちらも入出金は自由。「送る」という概念ではないので、リアルタイムに反映されます。
また、忙しい保護者にオススメなのが「自動送金」サービスで、決まった日に、決まった金額を自動で振り込むため、完全にテマいらず。一度申し込めばあとは毎月自動で送金されるので、ATMはおろかインターネット・バンキングを利用する必要もありません。このサービスは1回108円程度の手数料がかかるのが一般的ですが、忘れてた! なんてトラブルは絶対に起きないのがメリットです。
せっかくここまで「節約」しても、違う金融機関や時間外にお金をおろすと、手数料が発生して台なしになってしまいますので、ご利用は計画的に。
■まとめ
・毎月432円の振込手数料を4年間払うと、ひとり暮らし5ヶ月分の電気代に匹敵する
・同じ金融機関にするだけで108円、支店までそろえると無料になるケースが多い
・「代理人カード」なら入出金ともに手数料なし
・忙しいひとは、毎月定額を振り込む「自動送金サービス」が便利
(関口 寿/ガリレオワークス)
