徳島の珍しい白いなまこ、展示に苦労。クマノミたちが愛情表現でつついてくる
2月21日放送、「NNNストレイトニュース」(日本テレビ)では、徳島の珍しい白いなまこ。徳島県の阿南市の沖合で、全身が真っ白の珍しいなまこが見つかり、話題となった。体調は15センチほど。ラグビーボールのような形をしており、白い色は、本来あるはずのメラニン色素を持っていない突然変種と見られている。発見者の村田さんは、多くの人に見てもらおうと、この貴重な白いなまこを日和佐うみがめ博物館カレッタに寄贈した。
ところが、カレッタの水槽では、ウミガメが飼育されている。同じ水槽に入れてしまうと、ウミガメの餌になってしまう可能性があるとのこと。そこで、「道の駅・日和佐」の足湯コーナーに設けられているクマノミの水槽での展示を考えた。だが、水槽に入れられたなまこは5分ほどは快適に過ごしていたが、クマノミたちは愛情表現なのか同居が嫌なのか、代わる代わるつついてくるのだ。結局、30分経っても状況は変わらず、同居は不可と判断され、白いなまこは小さな水槽に入れられ、結局そこが当面の住まいになりそうだった。
ウニやヒトデ、なまこは、棘皮動物という種類群に属する。世界中には約7350種類が知られており、特徴的な構造を持っている。まず、なまこなどの棘皮動物には、頭部も心臓もない。体が中心の周りに5つの同一構造が放射状に配列している。なまこは巨大なイモムシのような形をしているが、棘皮動物で、輪切りにすると五角形になっているのだ。
なまこには殻はないが、皮膚の中に骨が散らばっている。棘皮動物は、皮を瞬時にどろどろにしたり、ガチガチにしたりすることもできる。体表から水管をだしている。それで摂食や呼吸や運動を行っているのだ。なまこは水温10度以下で活発に活動し、25度以上になると運動や摂食活動を停止してしまう。冬眠ならぬ夏眠を行い、夏のなまこはあまり美味しくないという。なまこは肛門にも歯がついており、ちゃんと口があるにもかかわらず、肛門からも食事することがあるのだ。同じく棘皮動物のヒトデは、全身を縄で縛られても1mmほどの骨の間がすべて関節になっており、腕を使って自由に移動できる。腕を自分で切って再生できるため、罠からも簡単に脱出できるのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=HXKFBM-DwJo&feature=youtu.be
