学生の窓口編集部

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2月16日放送、「首都圏ネットワーク」(NHK総合)では、レコードキープできるバーが人気。昨年オープンした代々木にあるバーは、自分のアナログレコードを持ち込んで聞ける。プレーヤーを持っていなくてもここにくればレコードを楽しめる。週末には満席になることも多い。店では、持ってきたレコードを預かってくれるサービスもあり、ボトルキープならぬレコードキープができるとして人気だ。棚にはレコードが並ぶ。その数およそ600枚。

店が用意したレコードと、客のレコードキープを合わせたものだ。持ち主の許可があれば、キープされているレコードを他の客が楽しむこともでき、いろいろなレコードをかけることができる。経営者の林さんは、「アナログレコードは太い音や温かい音がして、音楽のお湯につかっているようにリラックスできる。昔は当たり前だったが、今の世代には新しい発見。新鮮に感じる」と語った。

福山雅治や星野源など、多くのアーティストがCDだけではなくレコードでもアルバムを出している。CDやインターネットを通じた音楽配信の売上が減少傾向にある中で、実はレコードの生産もここ数年、上昇が続いているのだ。昨年は前の年の2倍近くになり、売上は11億7,500万円にのぼった。アイドルもアナログレコードに注目。ももいろクローバーZも、去年、シングルをレコードで発売した。音楽プロデューサーの宮本氏は、レコードは今、ファッション化しているという。CDを飾るよりも、大きなジャケットを飾るほうがおしゃれな感じもするし、グッズ感覚で買っている部分も大きいと解説した。

復活しているのはレコードだけではなく、カセットテープも同様だ。若者の間で広まり始めている。都内のレコード店では、去年カセットテープ専用のコーナーなどが設けられた。こちらの店ではロックの名盤や人気アーティストの新譜まで取り揃え、流行に敏感な若者が多く来店している。小さく場所も取らないため、ラックにおいて飾っておける。頭出しができないとか曲を飛ばせないところが、逆に楽しくて音楽をじっくり聞けるなどの理由だ。お店ではカセットテープの魅力をさらに知ってほしいとカセットテープのバンドのライブも行われた。カセットテープはデジタルでは難しかった表現ができるのが魅力だ。