韓流から多国籍へ。新大久保駅、24ヶ国語で駅アナウンス
1月11日放送、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)では、新大久保が韓流の町から多国籍の町に移りつつある事情について。
韓流の町としてブームを呼んだ東京・新宿のJR新大久保駅周辺エリアが、いま多国籍街として新たな展開を見せつつある。17もの国と地域の170軒以上の多国籍料理が並ぶ多国籍街となっている。新大久保駅は24ヶ国語で構内アナウンスが流されているという。
チュニジア料理「ハンニバル」を経営するモンデールさんは、新大久保で出店した理由について「日本は夢を実現できる美しい国」だと語った。チュニジアは白壁とチュニジアブルーの町並みが美しい国。ハンニバルでは本格的なチュニジア料理が味わえると人気となっている。1999年に新大久保に最初のお店を出展して成功したモンデールさんは、2005年には原宿に二号店をオープン。だがリーマン・ショックの影響で閉店を余儀なくされた。そんなモンデールさんを支えてくれたのが新大久保で出会った人々だった。友人たちの励ましで心機一転し、ハンニバルをオープンした。「新大久保の近所の人は家族同然だ。日本に来て良かった」と語る。
外国人が多く新大久保に暮らす理由について、戦後に歌舞伎町で働く外国人のベッドタウンとして新大久保に移住者が増加したという。それ以来、外国人によって町が活性化されたのだとか。新大久保では海外の料理が楽しめる飲食店が173店舗あり、どんな国でも料理を楽しめるのが新たな町の特徴となっている。
新大久保には、イスラム教徒の人も多い。韓流ゾーンとは反対側に、イスラム横丁があり、ハラール認証されたハラルフードの取り扱いが盛んだ。またモスクもあり、お祈りもできる。町は日本人には解読不能なアラビア文字があふれ、イスラムの人たちの活気に満ちている。ハラルフードとモスクで発展を遂げており、国際色豊かな町並みが感じられる。
新大久保は、新宿で働く外国人のベッドタウンとして発達した。新宿に近いため、戦後から歌舞伎町で働く外国人の住まいとしてここに住む外国人が多かったのだ。それが現在では韓流を飲み込んで大きな町へと発展している。そこではアメリカンドリームならぬ新大久保ドリームがある。多様な文化が共存するこの街で、まじめに頑張れば必ず報われる、と信じる人が多いのだ。
