「覚悟を決めてお受けします」─旭化成相談役の伊藤一郎氏は2010年の会長就任時、こう言って受諾した。なぜなら、自身が大病の手術を受けた直後だったからだ。最初は断ったが、「それでも受けて欲しい」と粘る、当時会長の山口信夫氏。その山口氏には後事を託せる体制づくりをしたいという思いがあった。会社組織を持続させるためには、どう行動すべきか。経営者の進退を決めるものとは─。 【あわせて読みたい】【創業100年】