図書館の本に要注意―ベルギー研究結果

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ベルギーの科学者が、今回とても変な研究を行いました。

その内容は、図書館で人気の貸し出し書籍10種類の本の検査をして、どんなバクテリアや病原菌が本に染みついているかという事を調べるものでした。たしかに、コンピューター室のキーボードは不特定多数の人が触るものだからトイレより汚いということは聞いたことがありますが、図書館の本も考えてみれば不特定多数の人が触るものだから相当汚いのかもしれませんよね。

研究者は、アントワープ図書館で人気の貸し出し本を借りて実験をしたのですが、検査結果に衝撃!なんと、10冊すべての本から麻薬反応が出たというのです。

本に染みついていた麻薬は少量で、それを読むことによって麻薬を吸った時と同じような症状は出ないようです。しかし、その本を読んだ後にドラッグテストを行うと、もしかしたら陽性反応が出てしまうかもしれないほどの量が染みついていたみたいです。

また一方で、海外ではとてもはやっているロマンス小説「Fifty Shades of Grey」という人気な本からは、なぜかヘルペスの菌が大量に検出されたみたいです。

研究結果では、人々の健康状態を危ぶめるほどのばい菌は図書館の本に付着はしていないとまとめています。しかし、次に図書館で本を借りるときは、きちんと読んだ後に手を洗うなど少し気を付けたいですね。

参考: Your library’s copy of ‘Fifty Shades of Grey’ is covered in Herpes
http://www.thedatereport.com/dating/science/your-librarys-copy-of-fifty-shades-of-gray-is-covered-in-herpes/