ローマのジェームズ・パッロッタ会長が6日、ローマに到着した。8日にはオリンピコでローマダービーを観戦する。チームのシーズンにとって重要な一戦を、会長は逃したくなかったのだ。また、ほかのテーマに従事する機会ともなるだろう。それはスタジアム建設や、FWフランチェスコ・トッティの契約延長についても動くかもしれない。パッロッタ会長は『TeleRadioStereo』で、こう話している。

「クラブに関する私のマネジメントはボストンで行われているように思われるが、実際には毎日ローマで行われている。私がローマにいるときだけ物事が進むというのは、完全に間違っているよ。我々は約束を守った。やるべきことはやったんだ。スタジアム建設に関してもね」

トッティはパッロッタ会長とレストランでランチをともにした。一緒にいたのは、マウロ・バルディッソーニ取締役と、同会長の相談役であるアレックス・ゼッカ氏、そしてイタロ・ザンツィCEOだ。レストランを出た際に、トッティは「2020年までサインするよ」と冗談を飛ばしている。ランチの中で2014年までとなっている現在の契約の延長について話があったのは確かだろう。

浮き沈みのある結果ということもあり、ローマのサポーターが疑問に思っているのは、チームがいつ、安定してビッグクラブと争えるようになるかということだ。

「最初の目標は競争力をつけ、チャンピオンズリーグ(CL)に出場することだ。我々はそれに近づいている。安定してトップクラスに入り、今後20年間CLに出られるローマをつくるために仕事をしているよ。そのためには、継続性が必要だ。我々は、私が『特別な状況』と呼ぶ物をなくしたいと思っている(前節のパレルモ戦での敗北を指しているのは明らかだ)」

「次のメルカート? お金をどう割り当てるかの問題ではない。どういう方法で使うかなんだ。(ワルテル・)サバティーニ(スポーツディレクター)と(フランコ・)バルディーニ(ゼネラルマネジャー)はファンタスティックな仕事をしてきたよ」

「良い意味でも悪い意味でも、ローマの会長は私だ。自分をボスと呼ぶのは好きじゃないが、そうなんだよ。私が信頼する経営陣は、やろうとしていることを完璧に体現している。投資家については戦略がある。投資すると言ってきたこと、やると言ってきたことはやってきた。その上で、メディアが我々の言うのと違う見方をするのは、まったく間違っている。真実を聞きたいなら、私と話さなければいけない。それ以外は憶測であり、大半のケースで悪く伝えられている。トップクラスのチームと争えることは、ピッチで示してきた。資本については、いくつかのことでもっと柔軟性が必要で、ローマを世界的ブランドにし、ピッチで偉大なチームをつくるには、戦略的リソースがもっと必要なんだ。今、その資本があるわけじゃない。大きな問題はなかった。我々はすべてのお金を注ぐべきところに注いできた。我々には維持し、支えなければいけない仕事がある」

「新スタジアム? 建設したいということは言ってきた。素晴らしい相手と、適切な場所も見つけた。ここまでにやれることはすべてやってきたんだ。我々のプランは変わっていない。言ってきたように前進している。財政についても、ほかのことについても、私の仕事は増えているんだ」

なお、レストランのオーナーは「お代? トッティが払ったよ」と明かしている。