有言実行だ。レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、リーグ前節の試合後の宣言を実行した。GKイケル・カシージャスが3日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、ガラタサライ戦に出場することはない。招集メンバーに含まれなかったのだ。指揮官はこう話している。

「彼は良い練習をしており、プレーするチャンスを再び手にすることを願うべく、このまま続けなければいけないよ。だが、今は招集しない。私は常に彼に対して誠実だった。スタメンは(ディエゴ・)ロペスだ」

1月のバレンシアとのカップ戦で左手を骨折したカシージャスだが、2週間前からドクターの許可は出ている。だが、3月30日のサラゴサ戦後、モウリーニョ監督は今のレギュラーがD・ロペスだと語った。カシージャスが起用可能な状態なのに、ベンチ入りとなったのは、2002年5月15日のCL決勝、レヴァークーゼン戦以来だ。それから、欧州での105試合のうち、彼が欠場したのは9試合のみ。いずれも、テクニカルな選択ではなかった。

一方、モウリーニョ監督はガラタサライ戦について、このように話している。

「難しい試合になるだろう。彼らには、こういう重要な試合において適切な経験を持つ、素晴らしい指揮官がいる。(ファティ・)テリム監督は守るために、あらゆるボールに食らいつくためにチームを組織してくるだろう。我々は気をつけなければいけない。特に彼らの攻撃陣、(ヴェスレイ・)スナイデル、(ディディエ・)ドログバ、(ブラク・)ユルマズにね。彼らはどんなチームでも違いをつくることができる選手たちだ。ヴェスとディディエは私の選手だった。今は友人だ。今後もずっとね」

また、バルセロナと対戦中のパリ・サンジェルマンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に、バルサの映像を送ったとされる件について、モウリーニョ監督は「用意したんだけど、送るのを忘れてしまったんだ」と冗談で返している。

一方、テリム監督はこのように話している。

「6歳の子供でも、レアルのプレー走っている。守備陣も、中盤も、前線も、彼らには信じられないほどたくさんのオプションがあるね。こういう試合を戦うのは楽しいよ。もちろん、ほかの7チームのベンチにいたら、私だってガラタサライとの対戦を望んだだろう。だが、我々は正しい形で試合に臨まなければいけない。ファイトしてほしいね。負けることへの恐れはない。それが我々のプラスの武器だ。たとえ負けたとしても、選手たちのことを誇りに思うだろう。ドログバとスナイデル? 彼らが長く離れていたのはポジティブなことじゃないね。100%の状態を望む」

また、スナイデルはインテルについて話すことを望まなかった。

「何も言いたくない。直近のことは忘れたよ。僕に言えるのは、僕がどこにいるか、分かっているかということだけさ。僕はCL準々決勝を戦うんだ。ガラタサライではとてもうまくいっている。僕らには素晴らしいチームがあり、僕はうまく溶け込んだ。ここに来たのは前進であり、後退じゃない」