いつのことか、彼は彼女に「ベッタ、ユーヴェの監督としてスクデットを獲得したら、すぐに結婚すると約束するよ」と言っていたのかもしれない。おそらく、アントニオ・コンテは、これほど早くにその高みへとたどり着くことに、当然の疑いを持っていただろう。

だが彼女、エリザベッタ・ムスカレッロさんは、彼が仕事に完全に没頭しているのを見て、もっと楽観していたはずだ。そしてその日から、パートナーの仕事における成功を確信する彼女は、ドレスを探し始めた。

最近、コンテ監督はずる賢く、「ベッタ、ユーヴェの監督としてチャンピオンズリーグを制覇したら、すぐに結婚すると約束するよ」とも言ったかもしれない。だが今回、彼女は「アントニオ、あなたベンチで寝るようになるじゃない」と“一蹴”したのではないか。

冗談はさておき、結婚のときは訪れた。6月10日(以降)、エリザベッタさんは「コンテ夫人」となる。もしくは、夫と「老貴婦人」(ユヴェントスは1897年設立)を分かち合う「若い貴婦人」(エリザベッタさんは1975年生まれ)と言ってもいいかもしれない。

トリノ生まれのエリザベッタさんとコンテ監督は近所に住んでいた。そうして、彼らの物語は始まったのだ。彼らには小さなヴィットーリアちゃんもいる。そして、6月に結婚式だ。先日、コンテ監督もテレビで明かしている。

日取りはまだ非公式だ。2人には親しい人に連絡し、招待状を送って、すべてを準備する時間がなかった。いずれにしても、結婚式はトリノで行われるだろう。すでに招待客選びは始まった。だが、親族と親友たちだけ、つまり内輪の式とするのか、あるいはもっと多くの人を呼ぶのかは、近いうちに決めることになるだろう。4月初旬かもしれない。

その時期は、バイエルン・ミュンヘンとの2試合がある。このとき、「コンテ夫人」は結婚式に関してなんでも自分で決められるだろう。チャンピオンズリーグに集中し、コンテ監督は返事すらしないはずだ。エリザベッタさんは、それを知っている。