ウェブクルーグループの住宅関連サービスを集約して10月1日に株式会社住宅本舗が本格稼働した。住宅ローン比較、火災保険見直し、住宅ローンとセットになっている団体信用保険への加入に伴う生命保険の見直しを行う住宅相談サービスなど住宅購入に関する業務をワンストップでサービス提供する。住宅本舗代表取締役社長の鈴木敬氏(右)と、ネットビジネス事業部リーダーの山中隆太郎氏(左)に、住宅ローン比較サービスを中心に、新会社が目指す方針について聞いた。

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 ウェブクルーグループの住宅関連サービスを集約して10月1日に株式会社住宅本舗が本格稼働した。住宅ローン比較、火災保険見直し、住宅ローンとセットになっている団体信用保険への加入に伴う生命保険の見直しを行う住宅相談サービスなど住宅購入に関する業務をワンストップでサービス提供する。住宅本舗代表取締役社長の鈴木敬氏(右)と、ネットビジネス事業部リーダーの山中隆太郎氏(左)に、住宅ローン比較サービスを中心に、新会社が目指す方針について聞いた。

――住宅関連サービスを集約して「住宅本舗」を設立した目的は?

鈴木 住宅というのは、人生でもっとも大きな買物のひとつなのですが、その購入にあたって利用する住宅ローンは、条件等が十分に比較検討されている状況にありません。比較検討すれば、より有利な条件で借りられるかもしれないのに、利用者は情報がないために高い金利でローンを支払い続けているケースが少なくないと思います。

また、持ち家に付ける火災保険も比較することによって、より安い保険料でかけられます。また、住宅ローンを組むことで自動的に加入する団体信用保険があることによって、従来の生命保険を見直すきっかけにもなります。このような、住宅に関する各種の金融サービスに関わるコスト削減を簡便にできる機能を提供したいと考えています。

――住宅ローン比較・申込みサイトも住宅本舗の機能のひとつになるそうですが、そもそも住宅ローン比較サイトを立ち上げた狙いは?

山中 サイト立ち上げは2011年5月でした。ネットバンクなどの台頭によって、住宅ローンの金利等に違いが出てきています。比較すれば、トータルで何百万円もの節減ができるということを知らせたいというのが、住宅ローン比較・申込みサイトを立ち上げた直接のきっかけです。

鈴木 住宅ローンについては、多くの方々が住宅を購入時に組んだローンをそのまま支払い続けておられます。毎月の支払いに支障がなければ、積極的に見直そうとなさらないようなのです。しかし、試しに現在の金利水準で借り換えたと仮定して計算してみると、毎月の支払額が数万円削減され、金利削減総額が数百万円になるという可能性があります。

――他の住宅ローン比較サイトと、住宅本舗の住宅ローン比較・申込みサービスの違いは具体的にどのようなことなのですか?

山中 他の比較サイトは、各金融機関のバナーが掲載されていてクリックすると、当該金融機関の入力フォームに飛んでいくというパターンです。単純に金融機関サイトへの誘導を行うものです。一つひとつバナーをクリックして、それぞれの入力フォームに必要事項を記入しなければなりません。

しかし、当社の住宅ローン比較・申込みサービスは一度だけ情報を入力するだけで、複数の銀行に資料請求、あるいは、審査申込みを同時に依頼できます。ここが決定的に違います。また、借り換えの場合、当社サイトでは現在の借り入れ状況を入力してクリックを1回押すだけで、どれほどの負担減になるのかということが数値を表示して比較することができます。

――現在の参加金融機関は?

山中 現在は8金融機関です。今後は、現在参加打診中の金融機関も含め20行程度には拡大したいと考えています。

――今後、充実させるコンテンツは?

鈴木 既存サービスの充実は当然ですが、住宅購入物件が未確定の方への特典住宅情報の提供やシニア層の方々に対する持家を有効活用する資金・相続・税務情報の提供などを検討しています。住宅関連情報を一元的に提供することによって、持家の方にご満足頂ける派生サービスを提供していきたいと考えております。(編集担当:徳永浩)