韓国大使の非人道的態度に国民絶句

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大地震に見舞われたハイチ支援のため、多くの救援隊が各国から派遣されている。韓国からも数十人の救援隊が派遣され、30度を超える気温の中で救援活動にあたっている。しかし、懸命に活動する韓国の救助隊が、他国の救援隊より劣悪な環境にいることが判明し、韓国国内から「信じられない」といった声が上がっている。

韓国のMBCニュースは28日、ハイチで活動する韓国の救援隊の実態を伝えている。それによると、韓国の救助隊が生活する宿舎には水が足りず、毎日汗だくで活動をするも5〜6日に一度しかシャワーを浴びることができない状態だという。また、テントや寝るためのマットレスも不足しているため、蚊よけのために使うメッシュ状のテントを地面の上に置き、その中で睡眠をとっているという。また、数十人の隊員に対しトイレはひとつだけ。そのため、衛生面も最悪な状態だという。

隊員たちは「寝れるだけまし」「十分に疲れているから、あとは寝るだけ」と状況が状況なだけに環境不備はしょうがないといった反応だ。

しかし、韓国国民を驚かせたのは、現地の救援隊を支援しているはずの駐ドミニカ共和国韓国の大使や職員らの宿舎である。建物の中にはエアコンが十分に行き渡り、未使用のマットレスや缶ビール、コカコーラなどがボックスで何箱も積まれている。

さらに国民を唖然とさせたのが、駐ハイチ大使兼任中の姜声柱(カン・ソンジュ)駐ドミニカ共和国韓国大使の発言。
大使「自分の食事やその他の問題など、個人的な問題は全て自分で解決できる者だけが来てほしい」
記者「大使、それはそういう意味ですか?これくらいにして、あとは来るなということですか?」
大使「あ…それは…」
とニュースの取材班にコメントしており、ネット上では「自給自足をしろってことか!」と一気に批判の対象となっている。

また、ニュースではエクアドルの救援隊にインタビューをしており、
隊員「当然、シャワーは毎日しますよ」
記者「当然?」
隊員「そうです」
記者「もしできなくなったら?」
隊員「そんなことがあるのか理解ができません」

といったやりとりも伝えられ、他国との違いが浮き彫りに。
ハイチを救援するために向かった韓国の救援隊だが、劣悪な環境の中で活動する救援隊の姿に、国民の怒りは外交部へと向かっている。

参照:国民激怒"かわいそうな119救助隊、非難を浴びる外交部" - Views & News
参照:常識を失った駐ドミニカ韓国大使 - アゴラ掲示板

(文:林由美)


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