「婚活がうまくいかない中年男性」の共通点。知らずにやりがちな“努力の方向ミス”5選

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―[恋愛コーチ・関口美奈子]―

 YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしている、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。
 これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。

◆“努力の方向ミス”が生み出す婚活疲れ

 婚活という言葉が特別なものではなくなり、多くの人が自然に取り組む時代になりました。

 ですが、その一方で、「なんだかしんどい」「また同じ繰り返しか」と感じて、ふと立ち止まってしまう瞬間もあるのではないでしょうか。

 婚活疲れは真面目で努力家な人ほど、「方向」を間違えて走ってしまい、結果的に消耗してしまうことがよくあります。今回は、そんな“努力の方向ミス”が生み出す婚活疲れについて、5つの視点から紐解いてみたいと思います。

◆‐魴錣个りを見ていると、会話に温度がなくなる

 婚活の場では、どうしても「年齢」「年収」「職業」「外見」といった“わかりやすい基準”に目が行きがちです。それは当然のことでもありますし、自分に合う相手を見極めるためのひとつの軸でもあります。

 けれど、その“条件のフィルター”ばかりが強くなってしまうと、実際に会ったときの会話がどこか味気なくなってしまうのです。必要以上に相手を見定める目線になり、「この人はどうせ続かないかも」といった諦めのような気持ちが、無意識のうちに表情や口調に出てしまいます。

◆外見磨きだけでは、会話の深みが生まれない

 服装や髪型、清潔感など、外見への気配りは「はじめまして」の場面では欠かせない要素です。けれど、見た目にばかり力を入れすぎると、実際に話をしたときに“中身が空っぽ”と感じさせてしまうこともあります。

 写真やプロフィールでは魅力的に見えたのに、実際に会ったら話題が続かない、なんとなく浅い--。そう思われてしまうのは“内面の準備が足りていないサイン”です。服装には時間をかけるのに、心の引き出しには何も入っていない。これではせっかくの出会いが、うまく機能しません。

 たとえば、最近ハマっている趣味や、印象に残った映画の話など、会話の中に“その人らしさ”がにじむものがあると、相手の興味も自然と引き寄せられていきます。外見はきっかけにすぎません。中身に触れたときにこそ、距離は縮まり始めます。

◆出会いの数が増えても、質が伴わなければ疲れる

 次々に人と会うこと自体が婚活の目的になってしまい、一人ひとりとの会話が薄くなる--。覚えていない相手が増えていく中で、自分自身も「誰にどんな話をしたか分からなくなってきた」と感じるようになると、これはもう立派な婚活疲れです。

 出会いの数を増やすことは悪いことではありません。ただ、それと同時に「どんな出会いが自分を癒してくれるのか」「どういう人といると自然体でいられるのか」を見つめる時間も大切にしたいところです。質のある出会いとは、自分の感情がちゃんとそこに動く出会いのことです。

◆すイれようとするより、安心感を与えるほうが近道

 婚活では、「どうすれば相手に好かれるか」を常に意識しがちです。けれど、実際に女性が「この人ともう一度会いたい」と思うのは、完璧な振る舞いを見たときではなく、「一緒にいてなんだか落ち着く」と感じたときです。

 つまり、無理をして誰かに好かれようとするより、自分が自然体でいられる状態を保ちつつ、相手にも安心を与える--。そのバランスのほうがずっと重要なのです。

 たとえば、会話が途切れても焦らずに微笑むだけの余裕。それだけで、相手は「この人とは無理に頑張らなくていいんだな」と感じます。そうした“空気のやさしさ”が、関係を少しずつ深めていくのです。