強肩タティスの送球なぜカット?パドレス韓国人内野手めぐり母国メディア「すべきプレーをしたまで」
◇ナ・リーグ ドジャース5−4パドレス(2026年5月19日 サンディエゴ)
パドレスの宋成文(ソン・ソンムン)内野手(29)が19日(日本時間20日)、9回の守備から途中出場。母国、韓国メディアは決勝点につながったプレーを取り上げた。
4−4で迎えた9回1死三塁からドジャース・パヘスが右飛を放った。右翼手・タティスが捕球後、素早くバックホーム。ただ、この返球を中継プレーに入ったソン・ソンムンがカット。素早く本塁に返球したもののコールが一足早くホームベースを触り、三走・コールは犠飛で決勝のホームを踏んだ。
韓国メディア「OSEN」はソン・ソンムンのカットプレーについて、米国の現地ファンから批判が出ていると報道。タティスがMLB屈指の強肩として知られているだけにカットせず、そのまま本塁に返球していればアウトだったという声があると紹介した。
ただ、同メディアは「もしソン・ソンムンがカットせずにそのまま返球していたとしても、ホームでタッチアウトにできたという保証はなかったかもしれない。タティスのホームへの送球は、捕手の左側(三塁側)にわずかに逸れた」とタティスの返球が逸れていたことから、ソン・ソンムンがカットしていなくてもセーフだった可能性が高いと指摘した。
「スポーツ朝鮮」も「大衝撃!9回に守備固めで投入のソン・ソンムン、なぜタティスの送球をカットしたのか→ホームでセーフ、決勝点に」と刺激的な見出しを付けたものの記事の中では「ソン・ソンムンはすべきプレーをしたまでだ」とし「今回のタティスの送球は、やや左側に逸れていた。それを見抜いたソン・ソンムンが素早く中継プレーに切り替えたが、コールの足があまりに速く、防ぐのは困難だった」とタティスの送球が逸れたからこそのカットプレーだったとフォローした。
NHK BSで解説を務めた元MLB二塁手の岩村明憲氏は「あそこらへんはセカンドの判断になる」とした上で「(送球が本塁との)ラインから少しずれていたし、低かった」と指摘。ただ、「やっぱりカットマンにつなぐことよりも外野手一人でいったほうが早い。もちろん球の勢いにもよりますけど、タティスが守っているなら自分がセカンドなら一人でいってもらって、あれでセーフだったら仕方ない」と自身なら、タティスの強肩にすべてを委ねるだろうと話した。
