「元侍ジャパンの裏切り」「2回8失点の大惨事」武田翔太、韓国で再び“炎上” 1勝5敗、防御率10.21の大不振

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昨年まで福岡ソフトバンクホークスに所属した元侍ジャパン投手がまたしても“炎上”した。韓国メディア『OSEN』が「2回だけで8失点の大惨事、元侍ジャパンの裏切り→決断の時が迫るのか」と題して報じている。

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韓国プロ野球KBOリーグのSSGランダースに所属する武田翔太は5月13日、敵地・水原(スウォン)KTウィズパークで行われたKTウィズ戦で先発登板したが、3回91球を投げて9被安打(1被本塁打)、4四球、5奪三振、9失点という最悪の乱調で負け投手となった。

武田翔太(写真提供=OSEN)

初回に打線が先制し、1点の援護を得てマウンドに上がった武田は、1回裏をわずか9球で三者凡退に打ち取る快調な滑り出しを見せた。2回裏も一死後にキム・ミンヒョクを四球で歩かせたが、続くチャン・ソンウを空振り三振に仕留めて二死一塁とし、イニング終了を目前にしていた。

ところが、アウトカウント残り1つという場面で悪夢が始まった。ホ・ギョンミンの左前安打で二死一、二塁に追い込まれると、ユ・ジュンギュに適時打を浴びて同点に。その後、イ・ガンミンの安打で満塁となり、チェ・ウォンジュンの当たり損ねの打球が2点適時打となる不運も重なった。

さらにはキム・サンスを四球で歩かせて再び満塁のピンチを招くと、キム・ヒョンスに走者一掃の二塁打、サム・ヒリアードに2点本塁打を許した。

以降はキム・ミンヒョクに中前安打を打たれた後、チャン・ソンウを空振り三振に仕留めてようやくイニングを終えた。だが、この時点でスコアは「1-8」にまで開いていた。

3回裏も続投した武田だったが、この回も二死からの集中力が課題となった。ユ・ジュンギュの安打で二死一塁となり、チェ・ウォンジュンを四球で歩かせ、キム・サンスに適時打を献上した。キム・ヒョンスも7球粘られた末に四球で出し、二死満塁の危機に陥ったが、ヒリアードを空振り三振に仕留めて辛うじてイニングを終えた。

武田は1-9とリードを広げられた4回裏、2番手イ・ジュンギと交代し、悔しさの残るまま降板した。

球数は91球。最速146kmのストレート(41球)に、カーブ(24球)、カットボール(12球)、スライダー(10球)、チェンジアップ(4球)など多彩な変化球を織り交ぜたが、そのすべてがKT打線の餌食となった。

勝負どころで四球を連発し、自ら窮地を招いた形だ。

元侍ジャパン投手として期待も…

武田は2026年シーズン開幕に先立ち、年俸20万ドル(日本円=約3157万円)でアジア枠としてSSGと契約した。

経歴だけを見れば正規の外国人選手に引けを取らない。NPB通算14シーズンで66勝48敗、防御率3.33という輝かしい実績を誇り、2015年のプレミア12や2017年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では侍ジャパンの一員としてマウンドに上がった。

2024年4月に肘の手術を受けた経緯があるが、SSGは回復に問題がないことを確認したうえで獲得に踏み切った。

だが期待とは裏腹に、武田はこの試合の前までに6試合で1勝4敗、防御率8.14と苦戦を強いられていた。シーズン序盤の度重なる不振で二軍降格を告げられ、再調整の時間を過ごした。

4月25日のKTウィズ戦で一軍に復帰し、5回無失点で初勝利を挙げると、5月1日のロッテ・ジャイアンツ戦でも5.1回を1失点と抑え、勢いに乗るかと思われていた。

武田翔太(写真提供=OSEN)

しかし、5月7日のNCダイノス戦で4.1回7失点と再び崩れ、負け投手となった。

イ・スンヨン監督は13日の試合前、「武田が投げる時は、なぜか守備の援護に恵まれない。本人もそうした状況を克服しきれていない面がある。ただ、球威自体は上がってきているので、序盤さえ乗り切れば大丈夫だろう」と期待を寄せていたが、2回裏だけで8失点という惨劇を招いた。守備のエラーがない、純粋な自責点だった。

解雇の危機を乗り越え反撃に転じたかに見えた武田だったが、再び解雇の危機に立たされた。もしかすると、今度こそ本当に「決断」の時が近づいているのかもしれない。

(記事提供=OSEN)