Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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閉山中の富士山で遭難事故が相次いでいることに、静岡・富士宮市の須藤市長が改めて苦言を呈しました。先週には、救助費用の有料化などを求めて、鈴木知事へ三度目の要望をしていますが、知事の考えは?

(富士宮市 須藤市長)
「(救助は)命がけでやっているわけですよね。たまたま二次遭難がないからいいけれども、もし二次遭難があるようなことがあったら。我慢できない怒りになっていきますよね。冗談じゃないと」

11日の定例会見で、閉山中の富士山での事故に憤った富士宮市の須藤市長。

富士山では5月3日に中国国籍の男性が滑落したり、4月にもポーランド国籍の男性が滑落するなどといった事故や救助が相次いでいます。

(富士宮市 須藤市長)
「やめてくれということは強く訴えたい。富士山は『聖なる山』で『死人の山』にしたくない」

こうした状況を受け、須藤市長は5月8日、鈴木知事に要望書を提出。この中では、救助費用を自己負担とする制度を早期に検討することや、法改正を国に働きかけるよう求めたということです。

(富士宮市 須藤市長)
「消防組織法は国の法律なので、どうしても国や国会議員がしっかり動いてくれないと前に進まないということもある。そちらの方も働きかけをしていただきたいと強く要望してきました」

3回目の要望を受けたことについて、12日、鈴木知事は…。

(鈴木知事)
「それだけやっぱり須藤市長としてもですね危機感を持っているいうことだと思いますし、それは我々も同様でございます」

また、「閉山中の登山の原則禁止をPRしていくことが必要」という考えを示し、救助費用の有料化に関しては「山梨県と調整中」と述べるに留まりました。