鉄が不足するとうつ病になりやすい!?貧血だけでなく鉄不足で起きるさまざまな症状とは?【健康図解 毒出し】

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鉄が不足するとうつ病になりやすい!?貧血だけでなく鉄不足で起きるさまざまな症状とは

「貯蔵鉄」不測の隠れ貧血も要注意

意外な栄養素不足も、心の不調と関わっています。その栄養素は「鉄」。赤血球の材料になるミネラルで、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。不足すると鉄欠乏性貧血になり、頭痛やめまい、息切れ、すぐ疲れるといった症状が表れます。さらにイライラする、集中力がなくなるなど、心に悪影響を及ぼすことも。

うつやパニック障害などの患者さんの多くは、鉄不足を起こしていると研究報告もあるほどです。血液検査でヘモグロビン濃度が正常値より低ければ鉄不足ですが、血液検査ではわからないのが、肝臓や骨髄、筋肉などに蓄えられる「貯蔵鉄」の不足。このいわば鉄のストックが足りず、隠れ貧血になっている人が増えているのです。

鉄は、月経、妊娠、出産、授乳、ダイエットのほか、運動でも汗とともに排出されてしまいます。鉄不足の予防や改善には、日常的に鉄分豊富なレバーをはじめとする肉類、魚介類、豆腐を意識して食べるようにすること。たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取すると、吸収率が高くなります。また、鉄のフライパンで調理することでも吸収できるので、調理器具を工夫するのもおすすめです。

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 毒出し』工藤孝文