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けさ、山形県朝日町で山菜採り中の男性がクマに襲われました。男性は頬を骨折するなどの大ケガをしていますが、命に別状はないということです。

【画像】男性がクマに襲われた山

現場は緑が生い茂る山中で、クマは穴から出て男性に覆いかぶさってきたということです。

■何があったのか詳しく



警察や消防によりますときょう午前7時前、朝日町で「2人で入山したうち1人が山中でクマに襲われ、顔面をけがしている」などと通報がありました。

現場は、朝日町にある「今平ふれあい交流センター」から北北東におよそ1.4キロ離れた山中です。



付近の住民「人に危害があったのは初めて。おっかない」

クマに襲われたのは山菜採りをしていた白鷹町に住む70歳の男性です。被害にあった男性はこの山に何度も入っていたということです。



付近の住民「2人くらいずつで登っているみたい。山菜はかなりとれるという風評がある」

■車から降りて5分ほど歩き、クマに遭遇

矢野秀樹アナウンサー「現場は緑が生い茂っている。猟友会がクマの捜索をしている」

通報を受け、午前8時ごろから町の職員と猟友会のメンバーがクマの捜索を行いました。

クマは体長およそ1メートルの1頭で、男性たちは車から降りて5分ほど歩いたところでクマに遭遇したと見られています。

警察によりますと前を歩いた男性が襲われました。男性は頬の骨折や頭にケガをし病院に搬送されましたが、歩行や会話は可能で命に別状はないということです。

後ろを歩いていた知人の男性にけがはありませんでした。

地元の猟友会「同行した人がこのくらいの穴があると言っていた。そこから出てきた。上を向いたら(クマが)覆いかぶさってきた。頭を爪でひっかかれて(頬を)かみつかれた」

■クマの巣穴や痕跡など見つからず

捜索は午後1時過ぎまで続きましたが、クマの巣穴や痕跡など手がかりは見つからなかったということです。

朝日町 農林振興課 菅井元基 事業係長「山菜採りに来る際はクマスプレーやクマ鈴を準備してクマに分かるような対策をとってほしい」

町では、山道の入り口に看板を設置するなど入山する人に対して注意を呼びかけています。