「あるのが当たり前」を立ち止まって考えてみて、今のライフスタイルにフィットしているかどうかで考えてみると、案外「手放したらラクになった!」の発見があるかもしれません。ライフオーガナイザーのESSEベストフレンズ101メンバー・きくともさんは、ここ10年でものを増やすことよりも「やめてみる」ことを選んで、暮らしをシンプルに整えてきたそうです。そのなかでも、やめてよかったと実感していること3つをご紹介します。

「あるのが当たり前」を手放す:魚焼きグリルをやめた

「そこにあるのが当たり前」だと思っていた暮らしの道具や習慣を、思いきって手放してみると案外困ることなく、逆に身軽になりました。

以前は「キッチンにあるのが当たり前」と思っていた、ガスレンジについている魚焼きグリル。6年前に自宅をリノベーションした際に、システムキッチンを入れ替えたのですが、その際、魚焼きグリルのついていないガスレンジを選びました。

マンション暮らしで魚を焼いたときのにおいやグリルの手入れの手間が気になり、使う頻度はもともと多くありませんでした。思いきって使うのをやめてみると、フライパンやオーブンレンジで十分に代用でき、手入れの手間もゼロに。油汚れやにおい残りから解放されてキッチンのキレイをキープするハードルもグッと下がりました。

「なくても回る」を知る:オーブントースターを手放す

「朝はトースト」という習慣に縛られていた頃は必需品だったオーブントースター。子どものお弁当づくりが始まってからは、朝、ご飯を炊くので家族の朝ごはんもお米になり、出番が少なくなりました。そこで思いきってオーブントースターは手放しました。

たまのパンの朝食のときには、セラミック板焼き網を直火にかけてトーストしています。仕上がりは、カリカリ・もっちり! とてもおいしくできるのです。

収納場所も取らず、お餅や焼き野菜などもおいしく焼けます。キッチンカウンターがスッキリし、掃除もしやすくなりました。

「自分でやる」を手放す:大物洗いはコインランドリーへ

シーツや毛布の自宅洗いもやめました。たまたま近所にキレイなコインランドリーができたこともきっかけです。「家で洗うのが当たり前」と思っていましたが、大物洗いは時間も体力も使う家事。加えてお天気や干す場所にも左右されます。

そこでコインランドリーを利用するようにしたところ、驚くほどラクに! 短時間でしっかり洗えて乾燥まで完了し、ふっくらとした仕上がりも魅力です。

旅行後の洗濯物が大量に出るときも迷わずコインランドリーを利用して、あっという間に旅の片づけが洗濯まで完了できるようになりました。

共通しているのは、「なくても困らなかった」ということ。そしてむしろ、手放したことで手間やストレスが減り、暮らしの満足度が上がったという点です。

手放すことは、本当に必要かを選び直すこと

つい「もっている方が便利」「自分でやらなければ」と思いがちですが、本当に必要かを見直してみると、意外と手放せるものがあるかもしれません。

手放したりやめることは、諦めることではなく、選び直すことだと思います。これからもそのときどきのライフスタイルにフィットする心地よい暮らしをつくるために「手放す・やめる」という選択を大切にしていきたいと思っています。