アメリカのヘグセス国防長官は先月30日、連邦議会の承認なしに戦争を続けられる期間を60日とするアメリカの国内法について、停戦期間は含まれず、イランへの作戦は継続できるとの認識を示しました。

イランへの軍事作戦は、アメリカ連邦議会の承認を得ないまま開始されましたが、アメリカの「戦争権限法」は、議会の承認がない場合、60日以内に軍を撤収するよう定めています。

その期限とされる5月1日を前に、ヘグセス国防長官は先月30日、連邦議会上院の軍事委員会で、「停戦中は60日のカウントダウンが停止されると認識している」と主張しました。米軍を撤収させる必要はないとの認識を示した形ですが、野党側は反発しています。

戦争権限法は、長期化したベトナム戦争への反省から1973年に制定されましたが、効果は限定的で形骸化しているとの指摘もあります。