「家賃13万円・駐輪場付き」の物件に入居! でも引っ越し後「ラックが全て埋まってる」と言われショック…他の人と“同じ家賃”を払ってるのに不公平ですよね? なぜスペースが足りなくなるのでしょうか?

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ある程度の規模の集合住宅では、住民が自転車を停められるよう、共有の駐輪場が設置されていることが多いでしょう。しかし、なかには住民の数に対して駐輪スペースが足りておらず、後から入居した人が停められないというケースもあります。   本記事では、集合住宅の駐輪場が不足している場合の対処法を詳しく解説します。

駐輪場付き物件なのにスペースが足りないのはなぜ?

マンションの計画段階では、通常、居住者の数に合わせて十分な駐輪スペースが確保されているものです。しかし、実際に運用が始まると、さまざまな要因からスペース不足に陥ることが少なくありません。
例えば、駐輪場の使用台数に関する明確なルールがない場合、特定の居住者が複数台の自転車を所有することで、全体のスペースを圧迫してしまうケースがあります。また、近年普及している電動アシスト自転車は、一般的な自転車に比べてサイズが大きいことがほとんどのため、物理的なスペース不足を招く要因となるのです。
そのほか、本来の利用者以外による違法駐輪や、持ち主が不明なまま放置された古い自転車がスペースを占有している可能性も考えられます。

マンションの駐輪場に空きがないのに大家が対応してくれないときの対処法

賃貸マンションの駐輪場が足りない場合は、まずは大家や管理会社に相談するのが一般的です。
しかし表題のケースのように、相談したにもかかわらず「スペースがないから仕方ない」と対応してもらえないこともあります。その際には、以下の対処法がおすすめです。
 

具体的な要望を提案する

オーナー側に再度連絡する場合は、より具体的に要望を伝えるとよいでしょう。
例えば「空いている共用スペースに停めさせてほしい」「明らかに放置されている自転車があるので撤去してほしい」など、相手にどうしてほしいのかを明確に伝えると、要望が通りやすくなる可能性があります。
ただし共用スペースに停める際は、ほかの住民とのトラブル防止のため、オーナー側から許可を得ていることを明示できるようにしてください。管理会社に相談する場合は、許可を出したスタッフの名前を控えておくのが得策です。
また、物理的なスペースが不足している場合は、上下2段式ラックやスライドラックなどを導入してもらうという方法もあります。
 

近隣の駐輪場を利用する

マンションの駐輪場を利用できない場合は、近隣の駐輪場を利用するのも手段の一つです。別途ランニングコストは発生してしまいますが、大家がどうしても対応してくれない際の対処法として検討しておきましょう。
また、大家が要望を聞き入れてくれたとしても、実際に駐輪場が増設されるまでにはある程度時間がかかることがあります。その場合、当座の駐輪スペースを確保するためにも、近隣の駐輪場はチェックしておいてください。
 

シェアサイクルを利用する

これから自転車を買う予定の人は、シェアサイクルを検討するのもおすすめです。近年はシェアサイクルを導入する自治体が増えており、比較的リーズナブルな料金で利用できます。1回30分から利用できるケースも多く、自転車に乗る頻度がそれほど多くなければ十分事足りるでしょう。
ただしシェアサイクルの自転車は、それぞれのサービスのサイクルポートから借りて、返却しなければなりません。自宅やよく行く場所から離れた場所にサイクルポートがある場合は、使い勝手が悪い可能性があります。
 

専門家に相談する

大家との交渉が難航しそうであれば、一度専門家に相談してみてください。
賃貸物件のトラブルについては、以下のような相談先があります。
 

・公益社団法人 全国賃貸住宅経営者協会連合会 安心ちんたいコールセンター
・独立行政法人国民生活センター
・全国の消費者センター

駐輪場のトラブルを防ぐために次回の引っ越しでチェックしたいポイント

賃貸・分譲を問わず、集合住宅では駐輪場に関するトラブルが起きることが少なくありません。次回も集合住宅に住む予定の場合は、物件選びの際にあらかじめ以下のポイントを確認しておきましょう。
 

・駐輪場に空きスペースはあるか?
・入居後に駐輪場が満車だった場合はどうすればよいか?
・世帯ごとの台数制限はあるか?
・世帯ごとの駐車スペースの割り当てはあるか?
・自転車の登録は必要か?
・駐輪場の管理は行き届いているか?

駐輪場の空きがない場合は具体的な要望を伝えよう

マンションの駐輪場が足りないのに大家が対応してくれない場合は、「共用スペースを利用させてほしい」「放置自転車があるので撤去してほしい」など具体的な要望を再度伝えてみてください。それでも解決しないなら、近隣の駐輪場やシェアサイクルの利用を検討するのもおすすめです。
また、次回も集合住宅に引っ越す予定の場合は、駐輪場の管理状況やルールなどを確認しておくのがいいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー