家がきれいな人の「スプーン・箸」のしまい方。無印良品の竹箸でそろえたら、ペアを探さなくていい
せっかく片付けても、スプーンや箸を入れた引き出しがすぐごちゃごちゃに…。その「カトラリー収納をきれいに保つ」コツを、夫と小中学生の息子2人の家族4人で暮らす、整理収納アドバイザー1級のみちさん(40代)に聞きました。ポイントはがんばらなくても片付くよう、ハードルを下げること。家族が自然と協力したくなる工夫を紹介します。

1:細かく仕切らない。4つのケースに投げ込むだけ

キッチンには箸やスプーン、フォークだけでなく、いつの間にか増えた割り箸など、大小さまざまなカトラリーが混在しています。これらをスムーズに片付けられるよう、わが家では「箸・スプーン・フォーク・割り箸」の4つだけに絞って分類します。

引き出しの中を種類ごと・サイズごとに細かく仕切れば見た目は整いますが、そのぶんしまうときに気を使うもの。定位置に戻すのは意外とエネルギーを使います。
4つのケースにポンと入れるだけで、「とりあえず収納先が合っていればOK」。このざっくりしたルールのおかげで、家族も片付け方がすぐわかり、ものの量がリバウンドすることもありません。
●「角が丸いケース」ならふき掃除もしやすい

ちなみにケースは内側の角が丸いものを選んでいます。というのも、きちんと洗っているはずなのに、「キッチンの謎のカス汚れ」がなぜか角の隅にたまってしまうのです。
四角いケースは汚れが角につまってしまいがちですが、角が丸いタイプなら汚れをすくいやすくてお手入れがラクちん。この仕組みがいちばんしっくりきています。
2:同じものでそろえる。無印良品の「竹箸10膳」が使いやすい

さらに収納をラクにするのが、同じ箸を10膳セットで使うこと。これなら、食事のたびにゴソゴソと探して、ペア探しをする必要がありません。
わが家で愛用しているのは、無印良品の「竹箸10膳入(税込490円)。」私と夫、長男はこちらを使っています。竹製で滑りにくく、見た目もシンプル。もし1本が折れたり傷んだりしても、ほかの箸を組み合わせてそのまま使いまわせるところもよいです。
●本数はやや多めにもつ
お箸と同じで、スプーンやフォークの本数は「家族分ぴったり」にせず、少し多めにもっています。子どもたちがおやつタイムなどにしょっちゅう使うので、数がギリギリだとその都度「すぐ洗わなきゃ!」と考えてしまい、ストレスがたまるからです。
キチキチに減らしすぎず、人数分よりやや多めにもつ。それだけで、時間と自分の心にもゆとりがもてるようになりました。
3:一軍カトラリーは立てて収納する

以前は、すべてのカトラリーをキッチン背面の食器棚へ収納していました。ですが、食事のたびに引き出しをあけ閉めしなくてはならず、「あ、箸を忘れた」と思ってもわざわざ取りに行くのが面倒でした。
そこで、毎日使う「一軍」はキッチン脇のワゴンにカトラリースタンドを置き、そこに立てて収納することに。ダイニングとの間にあり、動線的にもとりやすい場所です。たまに使う「二軍」は、今までどおり食器棚へ寝かせて収納しています。
このようにしまう場所を変えたら、食事中に「スプーンが欲しい!」となってもすぐ手が届き、わざわざ取りに行くプチストレスも解消。バタバタしているときは、スタンドごとテーブルに持ってきてセルフで箸などを取ってもらうこともできます。
息子たちも小中学生になり、今では積極的に食卓の準備を手伝ってくれるようになりました。そのときもすぐそばにある一軍収納がとても役立っています。
がんばりすぎない収納なら続けやすい

毎日使うカトラリーのしまい方は、家事のしやすさやスムーズさに直結します。仕切りは最低限にしてサッと投げ込むだけ。よく使うものは手に取りやすく。それがわが家で無理なく収納できている秘訣です。
家族が協力しやすい仕組みにすれば、最終的に「自分がラクをすること」にもつながるもの。がんばりすぎない片付けをぜひとり入れてみてくださいね。
