ザポリージャ原子力発電所=ロイター

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 【ジュネーブ=船越翔】国際原子力機関(IAEA)は27日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所の輸送関連施設に対して無人機(ドローン)による攻撃があり、運転作業員1人が死亡したと明らかにした。

 ロイター通信によると、ロシア側は「攻撃はウクライナが行った」と主張している。

 IAEAのラファエル・グロッシ事務局長はX(旧ツイッター)への投稿で「原発やその周辺への攻撃は原子力の安全を脅かすもので、あってはならない」と批判した。現地調査や監視を行うIAEAのチームを派遣したという。

 ザポリージャ原発周辺では攻撃が頻発しており、ロシアとウクライナの双方が非難の応酬を繰り広げている。昨年9月には同原発の送電線が損傷し、使用済み核燃料の冷却などに必要な外部からの電力供給が1か月間止まっていた。