名手とのコンビでG1初制覇を狙うアドマイヤテラ

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 「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)

 念願のG1タイトルへ。前哨戦の阪神大賞典をレコードで勝利したアドマイヤテラが、4度目の挑戦で栄冠へ最接近だ。

 前走はインの3列目を確保し、1角から仕掛ける馬や向正面でのペースアップにも泰然自若と脚を温存。3角で気合を入れ直し、直線ではステッキ一発で加速した。一瞬でライバルを置き去りにし、仁川のターフで見事に主役を演じ切ってみせた。友道師は「前哨戦としては100点満点」と言うことなし。「ジョッキーも一番相性がいい」と武豊に絶対の信頼を寄せる。初コンタクトの菊花賞で3着に導くと、その後は3戦3勝と文句なしの成績を誇るレジェンドが継続騎乗。先週のマイラーズCのズームに続き、今週もアドマイヤの勝負服で淀を沸かせる。

 進化を示してみせる。「昨秋はチグハグな競馬だったけど成長しているとは思った」と指揮官。一線級と戦いながら力をつけ、G1・25勝を挙げる師の理想に近づいてきた。動きの質も変化。2週続けて併せ馬でビシッと追われ、1週前には栗東CWで6F82秒7−37秒3−11秒2と加速ラップを計時した。遅れはしたが、もともと攻め動かないタイプだけに「追い切りは今回の方がいい。見た目もしっかりしてきたし、胸の深さから心肺機能も高い」と師は満足の表情を浮かべる。ここは「春最大の目標」。余すことなく究極の仕上げを施し、長距離の頂上決戦で真っ向勝負を挑む。