どこが変わった? DJIの最強Vlogカメラ「Osmo Pocket 4」が満を持して登場

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ポケットサイズながら、片手でも歩きながらでもブレのない映像が撮れる3軸ジンバル搭載の小型カメラ、DJI「Osmo Pocket」シリーズから最新モデル「Osmo Pocket 4」(スタンダードコンボ:7万9200円)が発売されました。

同社のアクションカメラ「Osmo Action」シリーズがほぼ1年に1回モデルチェンジされている一方、Pocketシリーズの前作である「Osmo Pocket 3」は2023年10月発売。今回のモデルチェンジは約2年半ぶりとなります。

前作「Osmo Pocket 3」が高い完成度だった(今でも売れ続けている)ことを考えると、「Osmo Pocket 4」で気になるのはやはり進化ポイント。

ということで、前作から進化&強化した部分を中心に「Osmo Pocket 4」を見ていきましょう。

 

外見はほとんど同じ。ディスプレイを回転させて電源をONにする仕組みは変わりません。なんならちょっとだけ大きくなり(長さ139.7×幅42.2×高さ33.5mm→長さ144.2×幅44.4×33.5mm)、重く(179g→190.5g)なっています。

このサイズアップはおそらくバッテリーが大きくなったことが影響しているのかもしれません。バッテリー容量は1300mAhから1545mAhに増量。おかげで動作時間が166分から240分へと大幅に増えています。これは長時間撮りっぱなしにすることが多いVlog撮影にはありがたい。しかもフル充電までの時間は32分と変化なし。80%までの充電時間も16分から18分と、ほぼ変わりません。

そして内蔵ストレージを搭載したことも注目です。これまでは差し込んだmicroSDカードへのデータ保存しかできなかったのが、107GBの内蔵ストレージがあることで、カードの差し忘れでもちゃんと録画が可能になりました。また対応microSDの容量も最大512GBから1TBへとアップ。長回しユーザーにとっては、ありがたいポイントではないでしょうか。

そしてディスプレイの下に新たにボタンが追加されました。それがズームボタン。1回押せば1倍と2倍を瞬時に切り替え。しかも2倍は映像をトリミングしてズームしているように見せるデジタルズームではなく、画質の劣化が少ないロスレスズーム。前作ではファームアップで追加されたロスレスズームが最初から付いていて、さらにボタンひとつで寄ったり引いたりができるようになりました。

このズームボタンの横にはカスタムプリセットボタンも付いていて、1回〜3回押しで3つの機能を割り当てられるようになっています。初期設定のジンバルモード切り替えなどは、前作ユーザーからすると、かなりうれしい機能なのではないでしょうか。

カメラのスペック自体は基本的に変わりません。Actionシリーズより大きい1インチCMOSセンサーにF値2.0の明るいレンズは、サイズを考えると驚異的。暗所に強く、美しい映像を手軽に残せます。

ただし「Osmo Pocket 4」では、少々専門的な話にはなりますが、コントラストをしっかり出せる14ストップダイナミックレンジに対応し、さらにD-Logが使えるようになったこと、スローモーションの性能が4K/120Pから4K/240Pへと強化されていることなど、実は進化している部分はあったりします。

さらにトラッキング機能も強化されています。"ActiveTrack7.0"は最大4倍ズーム時まで、人や車両、ペットなどほとんどの物体をトラッキング可能。さらに事前に登録した人物(最大3人)を自動的に追跡し優先的にオートフォーカスする、なんて機能も搭載されています。

本格的な映像を撮りたい人にとってはもちろんですが、パッと取り出してパッと撮れればいいというライトユーザーにとっても、しっかり進化が感じられる「Osmo Pocket 4」。前作の完成度が高かったため、大幅な進化というわけではありませんが、使っていてちょっと不便を感じていた部分をしっかりフォローしてきたという印象です。

▲スタンダードコンボ

▲クリエイターコンボ

ちなみにスタンダードコンボより2万円ちょっと価格が高くなる「クリエイターコンボ」(9万9880円)には、「DJI MIC 3 トランスミッター」「Osmo ミニ三脚」「広角レンズ」に加えて、新たにオプションパーツとして加わったカメラ上部に取り付けられる「補助ライト」も付いています。自撮りユーザーは要注目ですよ。

>> DJI「Osmo Pocket 4」

<文/円道秀和(GoodsPress Web)>

 

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