参政党の豊田真由子衆院議員

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 参政党の豊田真由子衆院議員は22日、衆院厚生労働委員会に出席。中東情勢の石油関連製品に対する影響を受け、政府が備蓄する医療用手袋5000万枚を放出する方針を表明したことなどに関して質問を行った。

 高市早苗首相は16日に中東情勢の関係閣僚会議で医療分野について「国がパンデミックの発生に備えて備蓄している医療用手袋を、手袋に支障をきたしている医療機関に向けて5月から5000万枚放出します」と表明した。

 厚生労働省は医療機関における全国1か月分の需要を9000万枚程度と推計。現在、確保が困難となっている医療機関に対し、5月中に5000万枚を配送できる体制を整備している。

 豊田氏は政府の医療手袋放出に「私はコロナのときにですね、介護施設のお手伝いをしていまして手袋、マスクが足りなかった。手袋は感染防止の観点からやっているので、作らないわけにはいかないし、足りないから使いまわすわけにもいかないですね。非常に苦労しておりまして、高度な医療機器ではありませんけども、実は(手袋は)命を守る。介護施設に提供するつもりはないのか」と質問した。

 上野賢一郎厚生相は「高齢者施設へのお話がありましたが、いま関係団体を通じまして手袋を含めまして、日常の介護で使用する物資について随時、状況把握を行っているところですが、現時点では介護サービスの提供に支障が生じているとの情報は入っておりません。今後も手袋以外の医療用物資も含め、医療機関や高齢者施設等の現場の声をていねいにお伺いしていきたいと思っています」と答えた。

 厚労省、経済産業省は医療関連製品に向けた対策本部の会合(9日)を行った際、政府の医療機関やメーカー向け窓口に寄せられた相談が543件に上がったと発表している。

 豊田氏はこれを引用し「私は本当にこれ(543件の相談)が全部なのかなと気になっておりまして、上がってくる声がすべてではないことも含めてですね、小さいところもふくめてご配慮をお願いしたいと思います」と要請した。